NY為替見通し=米経済指標の強弱を受けた株・金利動向への反応を追うことに

 NYタイムは、米メモリアルデー休場明けのマーケットで経済指標の強弱を受けた米金利や株価動向へのドル円の反応を追うことになる。複数の米住宅価格指標のほか、5月米消費者信頼感指数が発表となる。

 米消費者信頼感指数は強弱が株価動向の強弱に反映されることも多い指標。今回は4月の101.3より弱まり、節目を割り込む99.0程度の結果が見込まれている。前回との比較や水準自体も大事だが、予想比での強弱に市場は反応しやすいだろう。

 ドル円は高値警戒感もあり本邦当局者の情報交換会などの報道で荒っぽく振れた神経質な状態。指標結果などを受けた米株価動向を反映したリスクセントメントへの円相場の反応や、リスク許容度を反映した米金利の動きへのドル相場の反応を注視したい。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは2022年11月23日高値141.61円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、日足一目均衡表・転換線139.11円。

(関口)
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