欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、上値が重い

 18日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。20時時点では144.82円と17時時点(144.95円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。16時過ぎの144.86円まで下押し後の戻りが145.10円台に留まると、米10年債利回りが4.36%台に低下したこともあり144.80円まで下落して日通し安値を更新した。時間外の日米株価先物の軟調推移も重しとなったか。

 ユーロ円は20時時点では166.44円と17時時点(166.87円)と比べて43銭程度のユーロ安水準だった。16時30分過ぎに167.06円まで上昇後に166.43円まで下落するなど、ドル円と同様の動きとなった。

 ユーロドルは弱含み。20時時点では1.1493ドルと17時時点(1.1512ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。16時過ぎに1.1523ドルまで上昇後は買いも一巡。1.15ドル台前半でのもみ合いが続いたが、ユーロ円の下げに連れて1.1490ドル台に下押した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.80円 - 145.44円
ユーロドル:1.1475ドル - 1.1523ドル
ユーロ円:166.43円 - 167.06円


(川畑)
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