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ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、地合い弱い

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は地合いが弱い。4時時点では147.07円と2時時点(147.34円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が高まるなか、米2年債利回りが低下し、同10年債利回りは上昇幅を縮小。米債の動きを眺めながら、ドル円は1時前につけた147.21円を割り込むと売り圧力が強まり、146.98円まで日通し安値を更新した。

 ユーロドルはしっかり。4時時点では1.1662ドルと2時時点(1.1634ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ高水準だった。米金利先安観の強まりに後押しされ、1.1669ドルまでユーロ買いドル売りが進んだ。またポンドドルも1.3368ドルまで上値を伸ばしている。
 なおクック米連邦準備理事会(FRB)理事の発言が伝わり、「7月雇用統計は懸念すべき内容」としながらも、前2カ月の大幅修正については「転換期によくあること」との見解が示された。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では171.52円と2時時点(171.43円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。本日の高値圏を維持したものの、ドル相場中心のなか171円半ばで方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.98円 - 147.89円
ユーロドル:1.1564ドル - 1.1669ドル
ユーロ円:170.62円 - 171.65円


(小針)
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