欧州マーケットダイジェスト・11日 株まちまち・ドル底堅い

(11日終値:12日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.99円(11日15時時点比△0.47円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=171.83円(▲0.31円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1611ドル(▲0.0058ドル)
FTSE100種総合株価指数:9129.71(前営業日比△33.98)
ドイツ株式指数(DAX):24081.34(▲81.52)
10年物英国債利回り:4.565%(▲0.036%)
10年物独国債利回り:2.696%(△0.006%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。時間外の米10年債利回りが4.25%台まで低下したことなどを手掛かりに円買い・ドル売りが先行。17時過ぎに一時147.35円と日通し安値を付けた。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。市場では「明日12日以降に発表される米物価指標や15日に米アラスカ州で開かれる米露首脳会談の内容を見極めたいとして、持ち高を傾ける動きは限られた」「投機筋の円ロング(ドル円のショート)ポジションの巻き戻しが続いている」との声が聞かれた。
 NY勢が本格参入すると全般ドル買いが活発化し、4日の高値148.09円を上抜けて一時148.11円まで上値を伸ばした。

・スイスフランは軟調。対ユーロでは一時0.9436フランと4月28日以来のユーロ高・フラン安水準を付けたほか、対ドルでは0.8132フラン、対円では181.99円までフラン安が進んだ。トランプ米大統領がスイスからの輸入品に39%の関税を課したことが嫌気されてフラン売りが優勢となった。

・ユーロドルは頭が重かった。東京午後には一時1.1676ドルまで値を上げたものの、前週末の高値1.1679ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。本日11日は日本が祝日で休場。欧州でも夏休みムードが漂っており、目新しい取引材料に乏しい中でじりじりとユーロ売り・ドル買いが進んだ。前週末の安値1.1629ドルを下抜けると一時1.1590ドルまで値を下げた。

・ユーロ円は一進一退。日本時間夕刻に171.61円まで下落したあとは172.15円付近まで持ち直す場面もあったが、NY時間に入ると再び失速。24時前に一時171.55円と日通し安値を更新した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに小反発。本日の中国株の上昇などを受けて英株にも買いが先行した。ただ、「ロシアとウクライナの停戦交渉について成り行きを見極めたい」との声が聞かれる中、買い一巡後は次第に値動きが鈍った。ブリティッシュ・アメリカン・タバコなど生活必需品株が買われたほか、HSBCなど金融株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は小幅続落。中国株相場の上昇などを受けて買いが先行したものの、次第に上値が重くなった。「ロシアとウクライナの停戦交渉について成り行きを見極めたい」として、積極的な買いが手控えられた面もあった。個別ではラインメタル(4.63%安)やハイデルベルク・マテリアルズ(2.70%安)、ザランド(2.09%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は英国債が上昇した一方、独国債が下落した。


(中村)
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