欧州マーケットダイジェスト・22日 株高・金利低下・ドル安
(22日終値:23日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=146.65円(22日15時時点比▲2.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.11円(▲0.14円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1736ドル(△0.0150ドル)
FTSE100種総合株価指数:9321.40(前営業日比△12.20)
ドイツ株式指数(DAX):24363.09(△69.75)
10年物英国債利回り:4.693%(▲0.037%)
10年物独国債利回り:2.722%(▲0.035%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4-6月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整済)
(前期比) ▲0.3% ▲0.1%
(前年同期比) 0.2% 0.4%
4-6月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整前)
(前年同期比) ▲0.2% 0.0%
8月仏企業景況感指数
96 96
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は急落。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の米カンザスシティー連銀主催のシンポジウム(ジャクソンホール会議)での講演を控えて、しばらくは148円台半ばでのもみ合いが続いていたが、パウエル氏の発言が伝わると急落した。
パウエルFRB議長はこの日、「労働市場の安定により、政策を慎重に進めることができる」「関税は長期的なインフレを誘発する可能性がある」「インフレリスクは上昇傾向、雇用は下振れ傾向」と述べた一方、「政策が引き締め的な領域にあるためリスクバランスの変化が政策調整を正当化する可能性がある」などと発言。市場では「利下げ再開を示唆した」との受け止めから、ドル売り・債券買い(金利は低下)・株買いで反応した。ドル円は0時30分前に一時146.58円まで値を下げた。
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、次回9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを予想する確率は前日の75.0%から90%超まで上昇した。
・ユーロドルは大幅高。米重要イベントを前にしばらくは1.1600ドルを挟んだ狭いレンジ取引が続いていたが、パウエルFRB議長のハト派的な発言をきっかけにFRBが9月に利下げに動くとの観測が再び強まると全般ドル売りが活発化した。2時30分過ぎに一時1.1743ドルまで値を上げた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時97.56まで低下した。
なお、FOMCで投票権を有するコリンズ米ボストン連銀総裁は「成長は減速しているものの、経済のファンダメンタルズは比較的堅調」「次回会合で何をするかはまだ決まっていない」「政策は適度に引き締め的であり、適切」などと話した。
・ユーロ円は上値が重かった。欧米株価の上昇を受けて円売り・ユーロ買いが先行すると、22時過ぎに一時172.68円と本日高値を付けた。ただ、ドル円の急落をきっかけに円買い・ユーロ売りが優勢になると171.83円の本日安値まで一転下落した。
・ロンドン株式相場は小幅ながら5日続伸し、史上最高値を更新した。小反落して始まったものの、終盤持ち直した。パウエルFRB議長の発言をきっかけに米国株相場が大幅に上昇すると英株にも買いが波及した。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が買われたほか、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は続伸。売り先行で始まったものの、引けにかけて持ち直した。パウエルFRB議長の発言をきっかけに米国株相場が大幅に上昇すると独株にも買いが入った。個別ではダイムラー・トラック・ホールディング(3.10%高)やザランド(2.83%高)、ブレンターク(2.19%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=146.65円(22日15時時点比▲2.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.11円(▲0.14円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1736ドル(△0.0150ドル)
FTSE100種総合株価指数:9321.40(前営業日比△12.20)
ドイツ株式指数(DAX):24363.09(△69.75)
10年物英国債利回り:4.693%(▲0.037%)
10年物独国債利回り:2.722%(▲0.035%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4-6月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整済)
(前期比) ▲0.3% ▲0.1%
(前年同期比) 0.2% 0.4%
4-6月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整前)
(前年同期比) ▲0.2% 0.0%
8月仏企業景況感指数
96 96
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は急落。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の米カンザスシティー連銀主催のシンポジウム(ジャクソンホール会議)での講演を控えて、しばらくは148円台半ばでのもみ合いが続いていたが、パウエル氏の発言が伝わると急落した。
パウエルFRB議長はこの日、「労働市場の安定により、政策を慎重に進めることができる」「関税は長期的なインフレを誘発する可能性がある」「インフレリスクは上昇傾向、雇用は下振れ傾向」と述べた一方、「政策が引き締め的な領域にあるためリスクバランスの変化が政策調整を正当化する可能性がある」などと発言。市場では「利下げ再開を示唆した」との受け止めから、ドル売り・債券買い(金利は低下)・株買いで反応した。ドル円は0時30分前に一時146.58円まで値を下げた。
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、次回9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを予想する確率は前日の75.0%から90%超まで上昇した。
・ユーロドルは大幅高。米重要イベントを前にしばらくは1.1600ドルを挟んだ狭いレンジ取引が続いていたが、パウエルFRB議長のハト派的な発言をきっかけにFRBが9月に利下げに動くとの観測が再び強まると全般ドル売りが活発化した。2時30分過ぎに一時1.1743ドルまで値を上げた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時97.56まで低下した。
なお、FOMCで投票権を有するコリンズ米ボストン連銀総裁は「成長は減速しているものの、経済のファンダメンタルズは比較的堅調」「次回会合で何をするかはまだ決まっていない」「政策は適度に引き締め的であり、適切」などと話した。
・ユーロ円は上値が重かった。欧米株価の上昇を受けて円売り・ユーロ買いが先行すると、22時過ぎに一時172.68円と本日高値を付けた。ただ、ドル円の急落をきっかけに円買い・ユーロ売りが優勢になると171.83円の本日安値まで一転下落した。
・ロンドン株式相場は小幅ながら5日続伸し、史上最高値を更新した。小反落して始まったものの、終盤持ち直した。パウエルFRB議長の発言をきっかけに米国株相場が大幅に上昇すると英株にも買いが波及した。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が買われたほか、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は続伸。売り先行で始まったものの、引けにかけて持ち直した。パウエルFRB議長の発言をきっかけに米国株相場が大幅に上昇すると独株にも買いが入った。個別ではダイムラー・トラック・ホールディング(3.10%高)やザランド(2.83%高)、ブレンターク(2.19%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。
(中村)
