欧州マーケットダイジェスト・15日 株小幅安・金利上昇・ユーロ高

(15日終値:16日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.23円(15日15時時点比△0.08円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.33円(△0.59円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1704ドル(△0.0033ドル)
FTSE100種総合株価指数:9138.90(前営業日比▲38.34)
ドイツ株式指数(DAX):24359.30(▲18.20)
10年物英国債利回り:4.696%(△0.056%)
10年物独国債利回り:2.788%(△0.076%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅かった。時間外の米長期金利が低下すると円買い・ドル売りが先行。17時過ぎに一時146.92円まで値を下げた。
 NY時間発表の8月米NY連銀製造業景気指数や7月米輸入物価指数が予想を上回ると米長期金利の上昇とともに147.27円付近まで下げ渋ったものの、米長期金利が低下に転じるとすぐに失速。21時30分過ぎには一時146.74円と日通し安値を更新した。
 ただ、その後米ミシガン大学が発表した期待インフレ率が予想を上回ると米長期金利の上昇とともに再びドル買いが優勢に。2時30分過ぎには147.33円付近まで持ち直した。総じて米長期金利の動向に一喜一憂する展開が続いた。

・ユーロドルは強含み。独長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行。米経済指標の発表後は米金利に追随した動きとなり、23時30分過ぎに一時1.1715ドルと前日の高値に面合わせした。
 ただ、そのあとは複数回にわたり前日高値の1.1715ドル突破を試したものの、上抜けることが出来ずに伸び悩んだ。米長期金利の上昇も相場の重しとなり、1.1699ドル付近まで下押しする場面があった。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するグールズビー米シカゴ連銀総裁は「1カ月分のPPIやCPI、輸入物価に過剰反応するべきではないが、懸念すべき点はある」と述べたと伝わった。

・ユーロ円は底堅い動き。東京午後に一時171.51円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。オセアニア時間の高値172.25円を上抜けて一時172.38円まで値を上げた。ドル円の下げ渋りやユーロドルの上昇につれた買いが入った。

・ロンドン株式相場は5日ぶりに反落。前日の米国株や本日の日本株の上昇を受けて、投資家心理が改善すると英株にも買いが先行したものの、徐々に上値が重くなった。連日で史上最高値を更新していただけに、利益確定目的の売りが出やすかった。HSBCホールディングスやスタンダード・チャータードなど金融株が売られた半面、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われた。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに小反落。前日の米国株や本日の日本株の上昇を受けて欧州株にも買いが先行した。ただ、中盤以降は週末を控えたポジション調整目的の売りなどが出たため、小幅ながら下げに転じた。個別ではシーメンス・エナジー(3.05%安)やザランド(1.53%安)、エーオン(1.25%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落した。米債安につれた。

(中村)
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