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欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小高い

 3日の欧州外国為替市場でドル円は小高い。22時時点では148.73円と20時時点(148.69円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.2800%前後まで再び上昇したことで、148.80円付近まで強含みに推移した。
 ウォラーFRB理事は「9月のFOMCでは利下げをすべきだと確信している」「労働市場が悪化するのを待ってから政策金利を引き下げるべきではない」「今後数カ月で複数回の利下げを予想」などと述べた。

 ユーロドルは小高い。22時時点では1.1648ドルと20時時点(1.1643ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。1.16ドル台半ばでのもみ合いとなった。
 ポンドドルは、リーブス英財務相が財政規律を守る姿勢を示したことで、英長期債利回りが低下し、1.3429ドルまで買い戻された。

 ユーロ円は22時時点では173.24円と20時時点(173.13円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が強含みに推移したことに連れて一時173.30円までわずかに上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.31円 - 149.14円
ユーロドル:1.1608ドル - 1.1665ドル
ユーロ円:172.60円 - 173.30円

(山下)
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