欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、じり高

 15日の欧州外国為替市場でユーロドルはじり高。22時時点では1.1770ドルと20時時点(1.1753ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.03%台まで低下している反面、独長期利回りが先週末の引け値水準まで一時戻した。シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事が「金利は適切な水準にある」と述べた一方で、「インフレの上方リスクが優勢になりつつある」とも発言したこともあり、欧米の金融政策の方向性が意識され、22時過ぎには1.1773ドルまでじり高。

 ドル円は小安い。22時時点では147.26円と20時時点(147.39円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。他通貨と比較すると値動きは限定的だが、欧州通貨やオセアニア通貨に対してドルが軟調な動きを見せていることで、ドル円も上値が限られた。22時過ぎには147.23円まで下値を広げた。トランプ米大統領がSNSで大幅な利下げを催促する投稿を行ったが、市場の反応は限られた。

 ユーロ円も値動き限定的。22時時点では173.32円と20時時点(173.23円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが底堅い動きを見せていることで、ユーロ円も堅調に推移し173.43円付近まで買われ、早朝につけた日通し高値173.45円に近づいた。ただ、ドル円の上値が抑えられたこともあり値動きは限られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.23円 - 147.80円
ユーロドル:1.1716ドル - 1.1773ドル
ユーロ円:172.90円 - 173.45円


(松井)
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