欧州マーケットダイジェスト・17日 株安・金利上昇・ドル底堅い

(17日終値:18日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=150.48円(17日15時時点比△0.75円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=175.58円(△0.05円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1668ドル(▲0.0055ドル)
FTSE100種総合株価指数:9354.57(前営業日比▲81.52)
ドイツ株式指数(DAX):23830.99(▲441.20)
10年物英国債利回り:4.531%(△0.030%)
10年物独国債利回り:2.580%(△0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
9月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
(前年比)   2.2%       2.2%
9月ユーロ圏HICPコア改定値
(前年比)   2.4%       2.3%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。日経平均の大幅下落や内田日銀副総裁の「経済・物価の見通しが実現したならば、利上げを継続する」との発言を手掛かりに円買い・ドル売りが先行。16時30分前に一時149.38円と日通し安値を更新した。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。「自民党と日本維新の会との連立協議が進展」との報道が伝わると、21日召集の臨時国会で行われる首相指名選挙で、自民党の高市早苗総裁が選出される可能性が高まり円売りを誘った面もあった。
 NYの取引時間帯に入ると、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.01%台まで上昇。全般ドル買いが活発化し、一時150.59円と日通し高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.55まで上昇した。

・ユーロドルは弱含み。米地銀の信用不安問題を背景に投資家がリスク回避の姿勢を強めると、欧州株相場が軟調に推移し、ユーロ売り・ドル買いが優勢となった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも出て、23時過ぎに一時1.1657ドルと日通し安値を更新した。

・ユーロ円は売り先行後、もみ合い。日経平均の大幅下落や内田日銀副総裁の発言をきっかけに全般円買いが先行すると、一時174.82円と日通し安値を付けたものの、21時30分前には175.75円付近まで持ち直した。そのあとはドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、大きな方向感は出ず相場はもみ合いに転じた。

・ロンドン株式相場は反落。米地銀の信用不安問題を背景に投資家心理が悪化し、HSBCホールディングスやバークレイズなど銀行株中心に売りが出た。アングロ・アメリカンやリオ・ティント、グレンコアなど素材株も売られた。

・フランクフルト株式相場は反落。米地銀の信用不安問題を背景に投資家がリスク回避の姿勢を強めると株売りが広がった。個別ではラインメタル(6.37%安)やドイツ銀行(6.07%安)、アリアンツ(4.45%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。米債安につれた。

(中村)
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