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株式明日の戦略-アドバンテストのおかげで4桁高、あすは日米の中銀イベントを消化

 29日の日経平均は大幅反発。終値は1088円高の51307円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり200/値下がり1394。アドバンテストの急騰に刺激され、ディスコ、レーザーテック、東京エレクトロンなど近々で決算発表を予定している半導体株が大幅高。日経平均の補充採用が決まったイビデンが連日で買いを集めた。決算を材料に電気設備工事を手がけるきんでんやトーエネックがストップ高。同業の関電工、中電工、クラフティア(10月に九電工から社名変更)などにも期待買いが入った。

 一方、東証から特別注意銘柄に指定されたニデックが連日の大幅安。コマツは上方修正が好感されず、後場に入って下げ幅を広げた。下方修正を発表した北越コーポレーションが急落し、日本製紙や大王製紙など同業が軒並み安。三井不動産、住友不動産、住友林業など、不動産・住宅関連の弱さが目立った。

 日経平均は4桁の上昇。アドバンテストさまさまではあるが、これがなければプライムの値下がり銘柄が連日で1000を超えているだけに、5万円を割り込む可能性もあった。5万円割れと51000円を上回るのとでは、印象が大きく異なる。反動には注意を払う必要があるが、5万円が到達点でなく通過点となりそうな中、押し目を待っている投資家は多いと推測される。

 あすは序盤にFOMCの結果を消化し、昼に日銀金融政策決定会合の結果を消化する。米中首脳会談も開催予定だけに、様々なニュースに振り回されて慌ただしい1日となるかもしれない。FOMCでは0.25%の利下げ、日銀は据え置きが濃厚とみられている。大局としては、FOMCを受けた本日の米国株の反応が良ければ、足元の上昇基調に大きな変化はないとの見方が強まるだろう。ただし、米長期金利が急低下する、早期の日銀の利上げが意識されるなどの理由でドル円が大きく円高(ドル安)に振れた場合には日本株が手がけづらくなる点には留意したい。
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