東京マーケットダイジェスト・28日 ドル安・株まちまち

ドル円:1ドル=152.66円(前営業日NY終値比△0.45円)
ユーロ円:1ユーロ=183.14円(▲0.15円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1997ドル(▲0.0044ドル)
日経平均株価:53358.71円(前営業日比△25.17円)
東証株価指数(TOPIX):3535.49(▲28.10)
債券先物3月物:131.72円(△0.49円)
新発10年物国債利回り:2.235%(▲0.050%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。前日に大きく円買いが進んだ反動からショートカバー主導で11時過ぎには153.07円まで値を上げた。市場では「国内輸入企業からの買いが観測された」との指摘もあった。もっとも、日米協調介入への警戒感も根強く残る中で153円台の定着には至らず、その後は152円台半ばまで押し戻された。

・ユーロドルは弱含み。前日の引け前に2021年6月以来の高値を更新していたこともあり、本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えて持ち高調整目的の売りに押された。コッハー・オーストリア中銀総裁が「現状で欧州中央銀行(ECB)の金利変更は必要ないものの、ユーロ高が続けば行動が必要になる可能性がある」との見解を示したことも重しとなり、一時1.1975ドルまで下押しした。

・豪ドルは一時上昇。10-12月期豪消費者物価指数(CPI)は市場予想通りの結果となったものの、前期からはインフレ加速が示されたため、発表後には豪ドル買いが入った。対ドルでは0.7023ドル、対円では107.14円まで上昇する場面も見られた。

・ユーロ円は伸び悩み。しばらくは183円台半ば付近で底堅く推移していたが、徐々にドル円の伸び悩みやユーロドルの下落につれて上値を切り下げる格好となり、一時182.77円まで下押す場面もあった。

・日経平均株価は小幅続伸。外国為替市場で円高・ドル安が進行したことを受け、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が売りに押された。指数は一時550円近く下落する場面も見られたが、その後は次第に下げ幅を縮小。この後にFOMCの結果公表が控えているほか、今週は米大手ハイテク企業の決算発表が相次ぐこともあって持ち高を傾けにくかった。オランダ半導体製造装置メーカーASMLの決算内容が好感されると、取引時間の終盤にはプラス圏に浮上した。

・債券先物相場は反発。外国為替市場で円高が進み、日銀の利上げ時期が早まるとの思惑が後退したことから買いが入った。また、この日実施された40年物国債入札が強めの結果となったことも買い安心感につながった。

(岩間)
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