ニューヨーク外国為替市場概況・24日 ドル円、反発

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は155.87円と前営業日NY終値(154.65円)と比べて1円22銭程度のドル高水準だった。「高市首相は16日に植田日銀総裁と会談した際、追加利上げに難色を示した」との報道を受けて全般円売りが優勢になると、日本時間夕刻に一時156.28円と日通し高値を付けた。ただ、NY市場では伸び悩む展開に。一目均衡表雲の下限156.40円がレジスタンスとして意識されたほか、156円台では戻りを売りたい向きも多かった。2時前には一時155.59円付近まで下押しした。

 ユーロドルは小幅下落。終値は1.1772ドルと前営業日NY終値(1.1785ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。米関税政策の不確実性が高いことに加えて、核開発問題を巡る米国とイランの協議の成り行きを見極めたいとして、積極的な売買は手控えられた。今日の安値は1.1766ドル、高値は1.1796ドルで値幅は0.0030ドル程度と小さかった。

 ポンドは堅調だった。ベイリー英中銀(BOE)総裁が下院財務委員会に対する年次報告で、「今年は追加利下げの余地があると予想する」としながらも、「時期や規模はインフレ見通しの展開に左右される」と指摘したことを受けた。英金融政策委員会(MPC)委員のグリーン氏が「利下げペースを緩めるのが適切」と述べたことや、ピル氏が「インフレリスクは上振れ懸念があり、警戒が必要」と発言したこともポンド買いを誘った。対ドルでは一時1.3537ドル、対ユーロでは0.8708ポンド、対円では210.85円までポンド高に振れた。

 ユーロ円は反発。終値は183.54円と前営業日NY終値(182.28円)と比べて1円26銭程度のユーロ高水準。日銀の早期利上げ観測の後退を背景に円売りが優勢となり、日本時間夕刻に一時184.19円と10日以来の高値を付けた。ただ、NY市場では183円台半ばでのもみ合いに終始した。

本日の参考レンジ
ドル円:154.53円 - 156.28円
ユーロドル:1.1766ドル - 1.1796ドル
ユーロ円:182.21円 - 184.19円

(中村)
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