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欧州マーケットダイジェスト・2日 株安・金利上昇・ドル高

(2日終値:3日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.35円(2日15時時点比△0.52円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.22円(▲0.31円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1707ドル(▲0.0059ドル)
FTSE100種総合株価指数:10780.11(前営業日比▲130.44)
ドイツ株式指数(DAX):24638.00(▲646.26)
10年物英国債利回り:4.374%(△0.141%)
10年物独国債利回り:2.712%(△0.069%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
1月独小売売上高
(前月比)  ▲0.9%     1.2%・改
(前年比)   0.7%     4.3%・改
2月英ネーションワイド住宅価格
前月比     0.3%       0.3%
1月スイス小売売上高
(前年同月比) ▲1.1%     2.8%・改
2月スイス製造業PMI
        47.4       48.8
2月仏製造業PMI改定値
        50.1       49.9
2月独製造業PMI改定値
        50.9       50.7
2月ユーロ圏製造業PMI改定値
        50.8       50.8
2月英製造業PMI改定値
        51.7       52.0
1月英消費者信用残高
       18億ポンド  17億ポンド・改
1月英マネーサプライM4
(前月比)  ▲0.1%     0.4%・改
(前年比)   3.0%      4.7%

(各市場の動き)
・ユーロドルは軟調。米国とイスラエルによるイラン攻撃を受けて、中東情勢が一段と緊迫する中、「有事のドル買い」が進行。1時30分前に一時1.1672ドルと1月22日以来の安値を付けた。原油や天然ガス先物が大幅に上昇したことで、欧州各国の対外収支が悪化しかねないとの警戒感もユーロ売りを誘った。
 NYの取引時間帯では、2月米ISM製造業景況指数が予想を上回ったことや、米長期金利の指標である10年債利回りが4.06%台まで上昇したことを受けたドル買いも目立った。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.75と1月22日以来の高値を更新した。

・ドル円は底堅い動き。中東情勢の緊迫化で投資家心理が悪化する中、有事のドル買いが優勢となり、1時30分前に一時157.75円と2月9日以来の高値を付けた。市場では「中東情勢の緊迫を背景に、基軸通貨として信用力が高いとされるドルに買いが入りやすかった」との声が聞かれた。米経済指標の上振れや米長期金利の上昇も相場の支援材料。
 ただ、2月9日の高値157.76円や心理的節目の158.00円がレジスタンスとして意識されると上昇は一服した。

・スイスフラン円は失速。中東情勢の緊迫化でアジア時間には一時204.02円と史上最高値を付けたものの、スイス中銀(SNB)が「スイスフランの急激な上昇には為替介入も準備している」との声明を発表すると一転下落した。1時30分過ぎには一時201.69円まで値を下げた。

・ユーロ円は一進一退。アジア時間に一時184.69円と日通し高値を付けたものの、日本時間夕刻には183.75円付近まで下押しした。そのあとはじりじりと下値を切り上げ184.61円付近まで持ち直したが、1時30分過ぎには183.89円付近まで押し戻された。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・ロンドン株式相場は4日ぶりに反落。中東情勢の緊迫化で投資家心理が悪化すると、売りが広がった。前週末に史上最高値を更新していたあとだけに、利益確定目的の売りも出やすかった。英住宅ローン会社の破綻を受け、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株の下げが目立った。

・フランクフルト株式相場は大幅に続落。米国とイスラエルによるイラン攻撃をきっかけに中東情勢が一段と緊迫し、投資家がリスク回避姿勢を強めた。原油や天然ガス先物が大幅に上昇したことで、欧州各国の対外収支が悪化しかねないとの警戒感も高まった。なお、フランスの株価指数は2.17%安、イタリアは1.97%安、スペインは2.62%安となった。

・欧州債券相場は下落。原油や天然ガス先物の大幅上昇がインフレ圧力の高まりにつながるとの見方が浮上。欧州債への売りが膨らんだ。

(中村)
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