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欧州マーケットダイジェスト・27日 英株最高値・金利低下・スイスフラン高

(27日終値:28日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.05円(27日15時時点比△0.20円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.40円(△0.37円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1816ドル(△0.0008ドル)
FTSE100種総合株価指数:10910.55(前営業日比△63.85)
ドイツ株式指数(DAX):25284.26(▲4.76)
10年物英国債利回り:4.233%(▲0.041%)
10年物独国債利回り:2.643%(▲0.048%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
10-12月期仏国内総生産(GDP)改定値
(前期比)    0.2%      0.2%
2月仏消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比)    0.7%     ▲0.3%
(前年比)    1.0%      0.3%
1月仏卸売物価指数(PPI)
(前月比)    0.5%      0.3%
2月スイスKOF景気先行指数
         104.2     103.3・改
10-12月期スイス国内総生産(GDP)
(前期比)    0.1%    ▲0.4%・改
(前年比)    0.7%     0.6%・改
2月独雇用統計
失業率      6.3%      6.3%
失業者数変化  0.10万人    0.10万人・改
2月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比)    0.2%      0.1%
(前年比)    1.9%      2.1%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・スイスフランは全面高。対ドルでは一時0.7672スイスフラン、対ユーロでは0.9061スイスフラン、対円では203.39円まで値を上げた。イラン情勢に対する警戒が続く中、原油先物価格は急伸し、米国株相場は大幅に下落。安全資産とされるスイスフランに買いが集まった。
 なお、26日に開かれた核開発を巡る米国とイランの高官協議は「大きな進展があった」と伝わったものの、合意には至らなかった。市場では「週末にトランプ米大統領が軍事行動を起こす可能性を懸念している」との声も聞かれた。

・ユーロドルは底堅い動き。1月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったことが分かるとユーロ売り・ドル買いが先行し、23時前に一時1.1791ドル付近まで売られたものの、アジア時間に付けた日通し安値1.1789ドルが目先サポートとして働くと下げ渋った。その後発表の2月米シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回ったこともユーロ売り・ドル買いを誘ったものの、下押しは限定的だった。
 NY午後に入ると、次第に強含む展開に。特に新規のユーロ買い材料は伝わっていないものの、米長期金利の低下とともにユーロ買い・ドル売りが強まった。ユーロポンドなど一部ユーロクロスの上昇につれた買いも入り、2時過ぎに一時1.1827ドルと日通し高値を更新した
 なお、米長期金利の指標である10年債利回りは一時3.9659%前後と昨年11月28日以来約3カ月ぶりの低水準を付けた。

・ドル円はもみ合い。日本時間夕刻に一時156.23円と日通し高値を付けたものの、前日の高値156.43円や一目均衡表雲の下限156.54円がレジスタンスとして働くと失速。21時30分前には155.84円付近まで下押しした。ただ、23時過ぎには米PPIの上振れを受けて156.22円付近まで持ち直した。そのあとは156.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始している。

・ユーロ円は底堅い。日本時間夕刻に一時184.47円まで値を上げたものの、20時30分過ぎには183.94円付近まで下押しした。ただ、NY午後に入ると徐々に強含む展開に。ユーロクロスの上昇につれた動きとなり、2時30分前には184.55円と日通し高値を更新した。

・ロンドン株式相場は3日続伸し、史上最高値を更新した。本日の日本株や香港株が上昇した流れを引き継ぎ、英株にも買いが先行。米国株が大幅に下落すると伸び悩む場面もあったが、引けにかけて買いが強まった。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が買われたほか、リオ・ティントやグレンコアなど素材株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに小反落。本日の日本株や香港株が上昇するなど、アジア株相場が底堅く推移した流れを引き継ぎ、独株にも買いが先行した。ただ、イラン情勢に対する警戒が続く中、米国株相場が大幅に下落すると独株にも売りが波及し値を消した。

・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。

(中村)
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