ニューヨーク外国為替市場概況・17日 ユーロドル、続伸

 17日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続伸。終値は1.1540ドルと前営業日NY終値(1.1505ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ高水準だった。重要な石油輸送ルートであるホルムズ海峡の航行状況が改善するとの期待から、原油供給の停滞を巡る懸念が薄れると原油先物相場が失速し、米株式市場ではダウ平均が一時480ドル超上昇した。為替市場では全般ドル売りが優勢となり、3時過ぎに一時1.1547ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.50まで低下した。
 なお、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は米CNBCの番組で「タンカーがホルムズ海峡を通過し始めている」などと発言。前日にはベッセント米財務長官が同様の認識を示していた。WTI原油先物価格は1バレル=93.83ドル前後まで下落する場面があった。

 ドル円は小幅ながら続落。終値は159.00円と前営業日NY終値(159.07円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。ホルムズ海峡の通航は依然としてほぼ停止状態にあるものの、一部の船舶は同海峡を通過し始めたと伝わった。原油の騰勢が弱まっており、株高・ドル安の様相となった。前日の安値158.85円を下抜けて一時158.72円まで値を下げた。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。ユーロ円など一部クロス円の上昇につれた買いが入り、159.12円付近まで下値を切り上げる場面があった。

 ユーロ円は続伸。終値は183.49円と前営業日NY終値(183.03円)と比べて46銭程度のユーロ高水準。アジア時間に一時182.82円と日通し安値を付けたあとはじりじりと下値を切り上げる展開に。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、欧米株高に伴う円売り・ユーロ買いが出て、4時過ぎに一時183.55円と本日高値を更新した。

本日の参考レンジ
ドル円:158.72円 - 159.49円
ユーロドル:1.1466ドル - 1.1547ドル
ユーロ円:182.82円 - 183.55円

(中村)
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