欧州マーケットダイジェスト・17日 原油急落・株高・円高・ドル安
(17日終値:18日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.16円(17日15時時点比▲1.32円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.56円(▲1.31円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1795ドル(△0.0015ドル)
FTSE100種総合株価指数:10667.63(前営業日比△77.64)
ドイツ株式指数(DAX):24702.24(△547.77)
10年物英国債利回り:4.762%(▲0.085%)
10年物独国債利回り:2.960%(▲0.072%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月ユーロ圏経常収支(季調済)
249億ユーロの黒字 404億ユーロの黒字・改
2月ユーロ圏貿易収支
(季調済)70億ユーロの黒字 128億ユーロの黒字・改
(季調前)115億ユーロの黒字 19億ユーロの赤字
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下落。「米国とイランによる戦闘終結に向けた次回協議は19日にパキスタンで開催される見通し」「イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国は200億ドルの資産凍結を解除する案を検討」との報道が伝わった。また、アラグチ・イラン外相は「レバノン停戦合意を受けて、ホルムズ海峡は停戦期間中、完全に開放される」と宣言したほか、トランプ米大統領も「ホルムズ海峡は完全に開放される」と表明した。WTI原油先物価格が前日終値比で一時15%安の1バレル=80.56ドル前後まで急落すると、株高・ドル安が急速に進んだ。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが4.22%台まで低下したことも相場の重しとなり、23時30分過ぎに一時157.59円まで値を下げた。
なお、米株式市場でダウ平均は一時1100ドル超上昇したほか、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1330円高の6万0130円まで急伸した。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。アジア時間に付けた本日高値159.53円から2円近く下落した反動が出たほか、3月19日の安値157.51円がサポートとして意識されるとじりじりと下値を切り上げた。2時30分過ぎには158.28円付近まで下げ幅を縮めた。
・ユーロドルは行って来いの展開。米国とイランの和平合意への期待が高まる中、中東関連の報道をきっかけに原油先物価格が急落し、欧米株価は上昇、米長期金利は大幅に低下した。為替市場ではドル売りが優勢となり、22時過ぎに一時1.1849ドルと2月18日以来約2カ月ぶりの高値を付けた。
ただ、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。ユーロ円の下落につれた売りが出たほか、週末を控えたポジション調整目的の売りが出て一時1.1785ドル付近まで下押しした。
なお、トランプ米大統領は「イランは米国の支援を受け、すべての機雷を撤去、あるいは撤去中」「イランはホルムズ海峡を二度と閉鎖しないことに同意した」「イランは核開発計画の無制限停止に合意した」と明らかにしたものの、イラン側からの見解は伝わっていない。中東情勢に対する不安感が拭いされていないこともユーロドルの上値を重くしたようだ。
・ユーロ円は大幅安。ドル円の下落をきっかけに円買い・ユーロ売りが優勢になると、24時前に一時186.32円と日通し安値を更新した。アジア時間に187.95円とユーロ導入以来の高値を付けたあとだけに、利食い売りやポジション調整目的の売りも出やすかった。
ユーロ円以外のクロス円も軟調だった。ポンド円は214.01円、豪ドル円は113.50円、NZドル円は93.28円、カナダドル円は115.32円、スイスフラン円は202.54円まで値を下げた。
・ロンドン株式相場は続伸。米国とイランの両サイドから「ホルムズ海峡の開放」が伝わると、原油先物が急落し投資家心理が改善。株を買う動きが広がった。コンパス・グループやインターコンチネンタル・ホテルズ・グループなど一般消費財サービスが買われたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値上がりした。半面、原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が売られた。
・フランクフルト株式相場は大幅に4日続伸。「米国とイランによる戦闘終結に向けた次回協議は19日にパキスタンで開催される見通し」「イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国は200億ドルの資産凍結を解除する案を検討」との報道が伝わった。また、米国とイランの両サイドから「ホルムズ海峡の開放」が伝わり、原油価格が急落。投資家のリスク志向が改善し、株買いが広がった。
・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=158.16円(17日15時時点比▲1.32円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.56円(▲1.31円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1795ドル(△0.0015ドル)
FTSE100種総合株価指数:10667.63(前営業日比△77.64)
ドイツ株式指数(DAX):24702.24(△547.77)
10年物英国債利回り:4.762%(▲0.085%)
10年物独国債利回り:2.960%(▲0.072%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月ユーロ圏経常収支(季調済)
249億ユーロの黒字 404億ユーロの黒字・改
2月ユーロ圏貿易収支
(季調済)70億ユーロの黒字 128億ユーロの黒字・改
(季調前)115億ユーロの黒字 19億ユーロの赤字
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下落。「米国とイランによる戦闘終結に向けた次回協議は19日にパキスタンで開催される見通し」「イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国は200億ドルの資産凍結を解除する案を検討」との報道が伝わった。また、アラグチ・イラン外相は「レバノン停戦合意を受けて、ホルムズ海峡は停戦期間中、完全に開放される」と宣言したほか、トランプ米大統領も「ホルムズ海峡は完全に開放される」と表明した。WTI原油先物価格が前日終値比で一時15%安の1バレル=80.56ドル前後まで急落すると、株高・ドル安が急速に進んだ。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが4.22%台まで低下したことも相場の重しとなり、23時30分過ぎに一時157.59円まで値を下げた。
なお、米株式市場でダウ平均は一時1100ドル超上昇したほか、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1330円高の6万0130円まで急伸した。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。アジア時間に付けた本日高値159.53円から2円近く下落した反動が出たほか、3月19日の安値157.51円がサポートとして意識されるとじりじりと下値を切り上げた。2時30分過ぎには158.28円付近まで下げ幅を縮めた。
・ユーロドルは行って来いの展開。米国とイランの和平合意への期待が高まる中、中東関連の報道をきっかけに原油先物価格が急落し、欧米株価は上昇、米長期金利は大幅に低下した。為替市場ではドル売りが優勢となり、22時過ぎに一時1.1849ドルと2月18日以来約2カ月ぶりの高値を付けた。
ただ、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。ユーロ円の下落につれた売りが出たほか、週末を控えたポジション調整目的の売りが出て一時1.1785ドル付近まで下押しした。
なお、トランプ米大統領は「イランは米国の支援を受け、すべての機雷を撤去、あるいは撤去中」「イランはホルムズ海峡を二度と閉鎖しないことに同意した」「イランは核開発計画の無制限停止に合意した」と明らかにしたものの、イラン側からの見解は伝わっていない。中東情勢に対する不安感が拭いされていないこともユーロドルの上値を重くしたようだ。
・ユーロ円は大幅安。ドル円の下落をきっかけに円買い・ユーロ売りが優勢になると、24時前に一時186.32円と日通し安値を更新した。アジア時間に187.95円とユーロ導入以来の高値を付けたあとだけに、利食い売りやポジション調整目的の売りも出やすかった。
ユーロ円以外のクロス円も軟調だった。ポンド円は214.01円、豪ドル円は113.50円、NZドル円は93.28円、カナダドル円は115.32円、スイスフラン円は202.54円まで値を下げた。
・ロンドン株式相場は続伸。米国とイランの両サイドから「ホルムズ海峡の開放」が伝わると、原油先物が急落し投資家心理が改善。株を買う動きが広がった。コンパス・グループやインターコンチネンタル・ホテルズ・グループなど一般消費財サービスが買われたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値上がりした。半面、原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が売られた。
・フランクフルト株式相場は大幅に4日続伸。「米国とイランによる戦闘終結に向けた次回協議は19日にパキスタンで開催される見通し」「イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国は200億ドルの資産凍結を解除する案を検討」との報道が伝わった。また、米国とイランの両サイドから「ホルムズ海峡の開放」が伝わり、原油価格が急落。投資家のリスク志向が改善し、株買いが広がった。
・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。
(中村)