ニューヨーク外国為替市場概況・24日 ドル円、5日ぶり反落

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は5営業日ぶりに反落。終値は159.38円と前営業日NY終値(159.71円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉の行方を見極めたいとの雰囲気が広がる中、WTI原油先物相場の下落を受けて米長期金利の低下とドル安が進んだ。2時過ぎに一時159.31円と日通し安値を更新した。
 国営イラン通信はこの日、「アラグチ・イラン外相が仲介国のパキスタンなどへの歴訪を開始する」と報道。「米国との戦闘など地域情勢について協議する」として、米・イラン協議再開につながるかどうかが注目された。
 また、米CNNは「ウィトコフ中東担当特使とトランプ米大統領の娘婿クシュナー氏がイランとの協議のためパキスタンに向かう」と報じた。その後、レビット米ホワイトハウス報道官も「ウィトコフ氏とクシュナー氏は明日25日朝にパキスタンへ向かう」と明らかにし、「バンス氏はトランプ大統領、ルビオ国務長官とともに米国で待機予定」と発表した。

 ユーロドルは4日ぶりに反発。終値は1.1722ドルと前営業日NY終値(1.1683ドル)と比べて0.0039ドル程度のユーロ高水準だった。米・イラン当局者が和平協議のため仲介国パキスタンへ向かう動きが報じられると、原油安と米金利低下が進行。全般ドル売りが優勢となり、取引終了間際に一時1.1723ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円も4日ぶりに反発。終値は186.86円と前営業日NY終値(186.59円)と比べて27銭程度のユーロ高水準。ただ、NYの取引時間帯に限れば、186円台後半での狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日の参考レンジ
ドル円:159.31円 - 159.84円
ユーロドル:1.1673ドル - 1.1723ドル
ユーロ円:186.44円 - 186.88円

(中村)
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