欧州マーケットダイジェスト・29日 原油高・株安・金利上昇・ドル高
(29日終値:30日2時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.31円(29日15時時点比△0.60円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.24円(△0.44円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1684ドル(▲0.0017ドル)
FTSE100種総合株価指数:10213.11(前営業日比▲119.68)
ドイツ株式指数(DAX):23954.56(▲63.70)
10年物英国債利回り:5.071%(△0.065%)
10年物独国債利回り:3.110%(△0.043%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4月ユーロ圏消費者信頼感指数
(確定値) ▲20.6 ▲20.6
4月ユーロ圏経済信頼感指数
93.0 96.2・改
4月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 0.6% 1.1%
(前年比) 2.9% 2.7%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。前日の日銀金融政策決定会合後の植田和男総裁の発言を受けて、日銀の早期利上げ期待が後退する中、円売りが出やすい地合いとなった。加えて、米国とイランの戦闘終結に向けた協議を巡る不透明感から原油先物相場が急伸すると、「有事のドル買い」も優勢となった。
この日発表の3月米耐久財受注額や3月米住宅着工件数、3月米卸売在庫は予想より強い内容となり、米10年債利回りは一時4.4127%前後と3月30日以来の高水準を記録。米金利上昇に伴うドル買いも進み、2時過ぎに一時160.37円まで値を上げた。
なお、「トランプ米大統領はイランの提案を拒否し封鎖継続を表明」「イランが行動を起こさなければトランプ米大統領は軍事行動を検討」との報道が伝わると、WTI原油先物は一時1バレル=107.63ドル前後まで上昇した。
・ユーロドルは頭が重かった。中東での戦闘終結へ向けた米国とイランの協議が停滞する中、原油高・株安・ドル高が進行。2時過ぎに一時1.1680ドルと日通し安値を更新した。
前日の安値1.1677ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋る場面もあった。月末が近づく中、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けたドル売りのフローが観測されると、1.1704ドル付近まで下げ幅を縮めた。
・ユーロ円はしっかり。日銀の早期利上げ観測の後退を背景に円売りが優勢となり、1時前に一時187.41円と日通し高値を更新した。
・ロンドン株式相場は反落。「トランプ米大統領はイラン港湾封鎖の長期化に向けて準備を進めるよう側近に指示した」との報道を受けて、ホルムズ海峡の封鎖を巡る混乱が続くとの懸念が高まると、原油先物相場が上昇。リスク回避の売りが広がった。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は8日続落。中東での戦闘終結へ向けた米国とイランの協議が停滞していることが投資家心理の重し。エネルギー高が欧州の景気や企業業績を下押しするとの警戒感も根強かった。個別ではシーメンス・ヘルシニアーズ(3.72%安)やハノーバー再保険(3.54%安)、ミュンヘン再保険(3.23%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を受けた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=160.31円(29日15時時点比△0.60円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.24円(△0.44円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1684ドル(▲0.0017ドル)
FTSE100種総合株価指数:10213.11(前営業日比▲119.68)
ドイツ株式指数(DAX):23954.56(▲63.70)
10年物英国債利回り:5.071%(△0.065%)
10年物独国債利回り:3.110%(△0.043%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4月ユーロ圏消費者信頼感指数
(確定値) ▲20.6 ▲20.6
4月ユーロ圏経済信頼感指数
93.0 96.2・改
4月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 0.6% 1.1%
(前年比) 2.9% 2.7%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。前日の日銀金融政策決定会合後の植田和男総裁の発言を受けて、日銀の早期利上げ期待が後退する中、円売りが出やすい地合いとなった。加えて、米国とイランの戦闘終結に向けた協議を巡る不透明感から原油先物相場が急伸すると、「有事のドル買い」も優勢となった。
この日発表の3月米耐久財受注額や3月米住宅着工件数、3月米卸売在庫は予想より強い内容となり、米10年債利回りは一時4.4127%前後と3月30日以来の高水準を記録。米金利上昇に伴うドル買いも進み、2時過ぎに一時160.37円まで値を上げた。
なお、「トランプ米大統領はイランの提案を拒否し封鎖継続を表明」「イランが行動を起こさなければトランプ米大統領は軍事行動を検討」との報道が伝わると、WTI原油先物は一時1バレル=107.63ドル前後まで上昇した。
・ユーロドルは頭が重かった。中東での戦闘終結へ向けた米国とイランの協議が停滞する中、原油高・株安・ドル高が進行。2時過ぎに一時1.1680ドルと日通し安値を更新した。
前日の安値1.1677ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋る場面もあった。月末が近づく中、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けたドル売りのフローが観測されると、1.1704ドル付近まで下げ幅を縮めた。
・ユーロ円はしっかり。日銀の早期利上げ観測の後退を背景に円売りが優勢となり、1時前に一時187.41円と日通し高値を更新した。
・ロンドン株式相場は反落。「トランプ米大統領はイラン港湾封鎖の長期化に向けて準備を進めるよう側近に指示した」との報道を受けて、ホルムズ海峡の封鎖を巡る混乱が続くとの懸念が高まると、原油先物相場が上昇。リスク回避の売りが広がった。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は8日続落。中東での戦闘終結へ向けた米国とイランの協議が停滞していることが投資家心理の重し。エネルギー高が欧州の景気や企業業績を下押しするとの警戒感も根強かった。個別ではシーメンス・ヘルシニアーズ(3.72%安)やハノーバー再保険(3.54%安)、ミュンヘン再保険(3.23%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を受けた。
(中村)