ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、堅調

 30日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。24時時点では1.1727ドルと22時時点(1.1692ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ高水準だった。4月米シカゴ購買部協会景気指数や3月米景気先行指標総合指数が予想より弱い内容だったことが分かるとユーロ買い・ドル売りが先行。月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると一時1.1733ドルまで値を上げた。
 なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は定例理事会後の記者会見で「中東の紛争が経済活動の重しとなっている」「財政措置は一時的で対象を絞り、状況に合わせたものであるべき」「基礎的なインフレ率はここ数カ月ほとんど変化していない」「間接的な影響も多少は見られるが、二次的な影響は全く見られない」などと話した。

 ドル円はもみ合い。24時時点では156.68円と22時時点(156.82円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。政府・日銀による為替介入とみられる円買い・ドル売りで一時155.57円まで急落したものの、21時30分過ぎには157.11円付近まで下げ渋った。ただ、売買一巡後は156円台半ばから後半での神経質な動きに終始した。
 なお、日経新聞電子版は「政府・日銀は30日、円買い・ドル売りの為替介入を実施した」と報じた。政府関係者が日経新聞の取材に介入の事実を認めたという。

 ユーロ円は下値が堅い。24時時点では183.76円と22時時点(183.38円)と比べて38銭程度のユーロ高水準。21時前に一時182.31円まで急落したあとは反動で買い戻しが目立つ展開。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると183.92円付近まで下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.57円 - 160.72円
ユーロドル:1.1655ドル - 1.1733ドル
ユーロ円:182.31円 - 187.56円


(中村)
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