東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

 12日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では157.50円と15時時点(157.30円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。15時前に急落した反動から買い戻しが優勢に。時間外のWTI原油先物が三桁台に再び乗せ、100ドル後半まで上げ幅を広げたことも支えに157.57円まで切り返した。
 なお、高市首相と会談したベッセント米財務長官は「強固な日米関係に関して協議した」と発言し、「日本経済のファンダメンタルズは堅調であり、為替レートに反映されるだろう」とも述べた。ただし、相場の反応は限られた。

 ポンドが主要通貨に対して売られて、対ドルで1.3515ドル、対円では212.86円まで下落。ユーロポンドが0.8692ポンドまでポンド安が進んだ。先週の英統一地方選で与党労働党が大敗し、スターマー英首相への辞任圧力が高まっている。政局不透明感を嫌気し、ポンドや英長期債への売り圧力が強まった。

 ユーロドルは弱含み。17時時点では1.1748ドルと15時時点(1.1762ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。原油先物の上昇を受けたドル買いに押され、またポンドドルの地合いの弱さにつれ安となり、1.1744ドルまでユーロ安ドル高が進んだ。

 ユーロ円は17時時点では185.03円と15時時点(185.01円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。184円後半まで下落した後の買い戻しも、185.10円台で一服。その後は、ドル円とユーロドルの綱引き状態となり、185円付近でもみ合った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.78円 - 157.75円
ユーロドル:1.1744ドル - 1.1788ドル
ユーロ円:184.74円 - 185.46円

(小針)
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