東京マーケットダイジェスト・12日 円荒い値動き・株高

ドル円:1ドル=157.30円(前営業日NY終値比△0.11円)
ユーロ円:1ユーロ=185.01円(▲0.19円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1762ドル(▲0.0021ドル)
日経平均株価:62742.57円(前営業日比△324.69円)
東証株価指数(TOPIX):3872.90(△31.97)
債券先物6月物:129.16円(▲0.22円)
新発10年物国債利回り:2.545%(△0.025%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  <発表値>  <前回発表値> 
3月家計調査(消費支出)
前年比          ▲2.9%    ▲1.8%
4月外貨準備高
           1兆3830億ドル 1兆3747億ドル
3月景気動向指数速報値
先行指数         114.5    113.2・改
一致指数         116.5    116.2・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は荒い値動き。原油先物価格の高止まりや米長期金利の上昇を手掛かりにしたドル買いが先行した。東京時間の午前には日米財務相会談が実施されたが、市場が警戒していた円安けん制発言などが伝わらなかったことも相場の支援材料となり、一時157.75円まで上昇。ただ、政府・日銀による為替介入を示唆する売りが出た6日高値の157.94円が近づくなか、15時前にはまとまった売りに押されて156.78円まで急落する場面も見られた。

・ユーロドルは弱含み。前日の高値1.1795ドル手前で頭の重さを確認すると、全般にドル買いが進んだ流れに沿って1.1752ドルまで下押しした。ドル円が急落したタイミングでは一時的に買い戻しが入ったが戻りは鈍かった。

・ユーロ円は荒い値動き。ドル円の上昇や日本株の底堅い動きを支えに徐々に下値を切り上げる展開となり、一時185.46円まで上昇したが、15時前にドル円が急落するとつれて184.74円まで下押す場面もあった。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反発。昨日の米国株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、人工知能(AI)や半導体関連株に買いが入った。指数は800円超高まで上値を伸ばした後、短期的な過熱感から一時マイナス圏に沈んだものの、一巡後は再びプラス圏に浮上するなど底堅く推移した。

・債券先物相場は3日続落。原油高による国内インフレ懸念を意識した売りが出たほか、日銀金融政策決定会合における主な意見(4月27-28日分)が「タカ派的な内容だった」と受け止められたことも売りを促した。新発10年物国債利回りは2.545%と1997年6月以来の水準まで上昇。警戒されていた10年物国債入札が「好調だった」と伝わると下げ渋る場面も見られたが、買い戻しは長続きしなかった。

(岩間)
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