欧州マーケットダイジェスト・9日 原油安・株安・金利低下・ドル底堅い
(9日終値:10日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.35円(9日15時時点比△0.20円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.17円(△0.29円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1548ドル(△0.0004ドル)
FTSE100種総合株価指数:10227.33(前営業日比▲145.87)
ドイツ株式指数(DAX):24433.06(▲183.16)
10年物英国債利回り:4.903%(▲0.040%)
10年物独国債利回り:3.043%(▲0.017%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4月独鉱工業生産
(前月比) 0.4% ▲0.1%・改
(前年比) ▲0.5% ▲3.4%・改
4月独貿易収支
145億ユーロの黒字 147億ユーロの黒字・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは頭が重かった。前日にイスラエルとイランが戦闘を停止したと伝わり、原油先物相場が軟調に推移する中、為替市場ではドル売りが先行した。エネルギー高の影響による欧州景気悪化への懸念が後退し、ユーロ買いが入りやすい面もあった。22時過ぎには一時1.1578ドルと日通し高値を付けた。
ただ、一目均衡表転換線が位置する1.1593ドル付近がレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。トランプ米大統領が自身のSNSに「イランは昨夜、我々のヘリコプター1機を撃墜した」「米国はこの攻撃に対し、やむを得ず対応しなければならない」と投稿し、イランへの報復を示唆すると、原油先物の下げ渋りとともに「有事のドル買い」も優勢に。1時30分過ぎには1.1529ドル付近まで下落し、アジア時間に付けた日通し安値1.1527ドルに迫った。
・ドル円は強含み。明日10日の5月米消費者物価指数(CPI)発表待ちの状態となり、しばらくは大きな方向感が出なかった。ただ、資源国通貨やユーロなどに対してドル高が進むと、円に対してもドル買いが進行。東京午前の高値160.28円や前日の高値160.39円を上抜けて一時160.45円と、4月30日以来の高値を更新した。トランプ米大統領がイランへの報復を示唆したことを受けて、中東の地政学リスクを意識したドル買いも入ったようだ。
・ユーロ円は伸び悩み。22時過ぎに一時185.47円と本日高値を付けたものの、買い一巡後はやや上値が重くなった。1時30分過ぎには184.97円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。高く始まった米国株相場や日経平均先物が下落したことも相場の重し。
・ロンドン株式相場は4日ぶりに反落。英産業連盟(CBI)が英経済成長率予想を下方修正したことが嫌気されて、売りが先行した。その後しばらくはもみ合いの展開が続いたものの、高く始まった米国株相場が失速すると英株にも売りが波及し下げ幅を広げた。外国為替市場でのポンド高進行も相場の重し。
・フランクフルト株式相場は3日続落。前日にイスラエルとイランが戦闘を停止したと伝わり、原油先物が軟調に推移する中、買いが先行した。ただ、高く始まった米国株相場が失速すると独株にも売りが波及し、一転下落した。個別ではシーメンス・エナジー(5.92%安)やインフィニオンテクノロジーズ(3.30%安)、SAP(2.15%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=160.35円(9日15時時点比△0.20円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.17円(△0.29円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1548ドル(△0.0004ドル)
FTSE100種総合株価指数:10227.33(前営業日比▲145.87)
ドイツ株式指数(DAX):24433.06(▲183.16)
10年物英国債利回り:4.903%(▲0.040%)
10年物独国債利回り:3.043%(▲0.017%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4月独鉱工業生産
(前月比) 0.4% ▲0.1%・改
(前年比) ▲0.5% ▲3.4%・改
4月独貿易収支
145億ユーロの黒字 147億ユーロの黒字・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは頭が重かった。前日にイスラエルとイランが戦闘を停止したと伝わり、原油先物相場が軟調に推移する中、為替市場ではドル売りが先行した。エネルギー高の影響による欧州景気悪化への懸念が後退し、ユーロ買いが入りやすい面もあった。22時過ぎには一時1.1578ドルと日通し高値を付けた。
ただ、一目均衡表転換線が位置する1.1593ドル付近がレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。トランプ米大統領が自身のSNSに「イランは昨夜、我々のヘリコプター1機を撃墜した」「米国はこの攻撃に対し、やむを得ず対応しなければならない」と投稿し、イランへの報復を示唆すると、原油先物の下げ渋りとともに「有事のドル買い」も優勢に。1時30分過ぎには1.1529ドル付近まで下落し、アジア時間に付けた日通し安値1.1527ドルに迫った。
・ドル円は強含み。明日10日の5月米消費者物価指数(CPI)発表待ちの状態となり、しばらくは大きな方向感が出なかった。ただ、資源国通貨やユーロなどに対してドル高が進むと、円に対してもドル買いが進行。東京午前の高値160.28円や前日の高値160.39円を上抜けて一時160.45円と、4月30日以来の高値を更新した。トランプ米大統領がイランへの報復を示唆したことを受けて、中東の地政学リスクを意識したドル買いも入ったようだ。
・ユーロ円は伸び悩み。22時過ぎに一時185.47円と本日高値を付けたものの、買い一巡後はやや上値が重くなった。1時30分過ぎには184.97円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。高く始まった米国株相場や日経平均先物が下落したことも相場の重し。
・ロンドン株式相場は4日ぶりに反落。英産業連盟(CBI)が英経済成長率予想を下方修正したことが嫌気されて、売りが先行した。その後しばらくはもみ合いの展開が続いたものの、高く始まった米国株相場が失速すると英株にも売りが波及し下げ幅を広げた。外国為替市場でのポンド高進行も相場の重し。
・フランクフルト株式相場は3日続落。前日にイスラエルとイランが戦闘を停止したと伝わり、原油先物が軟調に推移する中、買いが先行した。ただ、高く始まった米国株相場が失速すると独株にも売りが波及し、一転下落した。個別ではシーメンス・エナジー(5.92%安)やインフィニオンテクノロジーズ(3.30%安)、SAP(2.15%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。
(中村)