欧州マーケットダイジェスト・2日 株高・原油高・ドルじり高

(2日終値:3日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.96円(2日15時時点比△0.22円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.90円(△0.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1621ドル(▲0.0016ドル)
FTSE100種総合株価指数:10373.51(前営業日比△34.56)
ドイツ株式指数(DAX):25124.17(△121.13)
10年物英国債利回り:4.859%(▲0.039%)
10年物独国債利回り:2.975%(▲0.028%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
4月英消費者信用残高
       19億ポンド    19億ポンド
4月英マネーサプライM4
(前月比)   0.2%       0.8%
(前年比)   4.5%       4.3%
5月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
(前年比)   3.2%       3.0%
5月ユーロ圏HICPコア速報値
(前年比)   2.5%       2.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はじり高。米国とイランの戦闘終結に向けた協議の行方が引き続き注視される中、原油先物相場が持ち直したことなどを手掛かりに全般ドル買いが先行。4月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が761.8万件と予想の686.5万件を上回ったことも相場の支援材料となり、3時前に一時159.97円と4月30日以来の高値を更新した。
 ただ、節目の160円に接近した場面では政府・日銀による為替介入への警戒から円買い・ドル売りも入りやすく、上昇のスピードは緩やかだった。
 なお、トランプ米大統領は1日、自身のSNSに「イスラエルとレバノンの親イラン組織ヒズボラは互いに攻撃しないことで合意した」と投稿したものの、双方の戦闘は続いているもよう。トランプ氏の仲介の実効性が不透明な中、WTI原油先物価格は一時1バレル=93ドル台後半まで上昇した。また、AFP通信によると「ヒズボラはイスラエルとの部分的停戦を拒否した」ようだ。

・ユーロドルは頭が重かった。21時30分過ぎに一時1.1655ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1671ドルが目先レジスタンスとして意識されると徐々に上値が重くなった。原油相場の持ち直しや米雇用指標の上振れも相場の重しとなり、アジア時間に付けた安値1.1629ドルを下抜けて一時1.1620ドルまで値を下げた。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するハマック米クリーブランド連銀総裁は「インフレが鈍化しなければ、早急な対応が必要になるかもしれない」「不確実性を考慮すると、当面は金利を据え置くのが妥当」「金融政策がインフレ抑制に十分でない可能性を懸念」などと述べた。

・ユーロ円は21時30分過ぎに一時186.20円と4月30日以来の高値を付けたものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げ、3時前に185.88円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。

・ロンドン株式相場は4日ぶりに反発。前日の米国株相場が史上最高値を更新したことを受けて投資家心理が改善。英株にも買いが波及した。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われたほか、コンパス・グループやインターコンチネンタル・ホテルズ・グループなど一般消費財サービスが値上がりした。

・フランクフルト株式相場は反発。前日の米国株相場が史上最高値を更新したことなどを受けて、独株にも買いが入った。個別ではインフィニオンテクノロジーズ(9.52%高)やDHLグループ(3.04%高)、コンチネンタル(3.03%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。

(中村)
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