欧州マーケットダイジェスト・10日 株まちまち・金利上昇・ドル底堅い
(10日終値:11日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.50円(10日15時時点比△0.16円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.42円(△0.15円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1553ドル(▲0.0001ドル)
FTSE100種総合株価指数:10254.81(前営業日比△27.48)
ドイツ株式指数(DAX):24195.31(▲237.75)
10年物英国債利回り:4.931%(△0.028%)
10年物独国債利回り:3.076%(△0.033%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月ノルウェー消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.2% 0.4%
(前年比) 3.1% 3.4%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。トランプ米大統領が自身のSNSに「イランは交渉に時間をかけ過ぎた。代償を払う必要がある」と投稿すると、中東情勢が再び緊迫化。原油先物相場が上昇し、為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。20時30分過ぎに一時160.53円まで値を上げた。
ただ、4月30日の高値160.72円がレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米労働省が発表した5月米消費者物価指数(CPI)が概ね予想通りの結果だったことが分かると、全般ドル売りが進行。22時前に160.33円付近まで下押しした。市場では「警戒した米インフレの上振れがなかったことで、ドル売りで反応した」との声が聞かれた。
もっとも、アジア時間に付けた日通し安値160.24円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。トランプ米大統領が「米国はイランに対する極めて強力な攻撃を再開する」と表明したことで、再び原油高・株安・ドル高の様相が強まった。3時前には160.54円と日通し高値を更新した。
・ユーロドルは頭が重かった。20時30分過ぎに1.1536ドル付近まで値を下げたものの、23時前には1.1573ドルと日通し高値を更新。ただ、前日の高値1.1578ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。中東情勢の先行きに不安が広がる中、WTI原油先物価格が1バレル=91.84ドル前後まで上昇したことなどが相場の重しとなり、1.1535ドル付近まで値を下げた。もっとも、アジア時間に付けた日通し安値1.1533ドルは維持した。
・ユーロ円は185円台前半から半ばでのもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・ロンドン株式相場は小反発。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が買われ、相場を下支えした。原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株も買われ、指数の押し上げ要因となった。半面、アングロ・アメリカンやグレンコアなど素材株が売られ、相場の重しとなった。
・フランクフルト株式相場は4日続落。中東情勢が悪化するとの警戒が売りを誘ったほか、米国株相場の下落が相場の重しとなった。個別ではシーメンス・エナジー(6.49%安)やSAP(3.23%安)、シーメンス(2.23%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を受けた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=160.50円(10日15時時点比△0.16円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.42円(△0.15円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1553ドル(▲0.0001ドル)
FTSE100種総合株価指数:10254.81(前営業日比△27.48)
ドイツ株式指数(DAX):24195.31(▲237.75)
10年物英国債利回り:4.931%(△0.028%)
10年物独国債利回り:3.076%(△0.033%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月ノルウェー消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.2% 0.4%
(前年比) 3.1% 3.4%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。トランプ米大統領が自身のSNSに「イランは交渉に時間をかけ過ぎた。代償を払う必要がある」と投稿すると、中東情勢が再び緊迫化。原油先物相場が上昇し、為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。20時30分過ぎに一時160.53円まで値を上げた。
ただ、4月30日の高値160.72円がレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米労働省が発表した5月米消費者物価指数(CPI)が概ね予想通りの結果だったことが分かると、全般ドル売りが進行。22時前に160.33円付近まで下押しした。市場では「警戒した米インフレの上振れがなかったことで、ドル売りで反応した」との声が聞かれた。
もっとも、アジア時間に付けた日通し安値160.24円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。トランプ米大統領が「米国はイランに対する極めて強力な攻撃を再開する」と表明したことで、再び原油高・株安・ドル高の様相が強まった。3時前には160.54円と日通し高値を更新した。
・ユーロドルは頭が重かった。20時30分過ぎに1.1536ドル付近まで値を下げたものの、23時前には1.1573ドルと日通し高値を更新。ただ、前日の高値1.1578ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。中東情勢の先行きに不安が広がる中、WTI原油先物価格が1バレル=91.84ドル前後まで上昇したことなどが相場の重しとなり、1.1535ドル付近まで値を下げた。もっとも、アジア時間に付けた日通し安値1.1533ドルは維持した。
・ユーロ円は185円台前半から半ばでのもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・ロンドン株式相場は小反発。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が買われ、相場を下支えした。原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株も買われ、指数の押し上げ要因となった。半面、アングロ・アメリカンやグレンコアなど素材株が売られ、相場の重しとなった。
・フランクフルト株式相場は4日続落。中東情勢が悪化するとの警戒が売りを誘ったほか、米国株相場の下落が相場の重しとなった。個別ではシーメンス・エナジー(6.49%安)やSAP(3.23%安)、シーメンス(2.23%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を受けた。
(中村)