15日香港株=続伸か、米・イランが戦闘終結に合意で

 週明け15日の香港市場は続伸か。米国とイランが戦闘終結に合意したと伝わり、原油先物価格が急落したことで買いが先行すると予想する。トランプ米大統領は日本時間15日早朝、自身のSNSに「イランとの合意が完了した」と投稿した。19日に合意書に署名し、ホルムズ海峡が開放されると明らかにした。イラン国営放送(IRIB)も「米国は戦争終結を受け入れざるを得なかった」と伝えた。

 ただ、一巡後はハンセン指数が伸び悩む展開があり得る。イランが保有する高濃縮ウランの扱いや、米国による対イラン経済制裁の解除を巡って両国の主張は食い違っており、今後の交渉に持ち越された。交渉に直接参加していなかったイスラエルは、親イラン組織ヒズボラがイスラエル領内を攻撃した場合は、報復攻撃する姿勢を崩していない。一方、中国の国家統計局があす5月の小売売上高など主要経済指標を発表する。結果を見極めたいとして次第に様子見ムードが強まる展開がありそうだ。

 12日のNY株式相場は、ダウ平均など主要3指数がそろって続伸。ナスダック市場に新規上場したスペースXが公開価格を大きく上回り、終値も19%高と急騰したことで市場全体のセンチメントが好転した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)が香港終値を上回った半面、不動産株の華潤置地(01109)、香港公益株の電能実業(00006)が下回って引けた。
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