ニューヨーク外国為替市場概況・19日 ユーロドル、3日ぶり反発

 19日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは3営業日ぶりに反発。終値は1.1471ドルと前営業日NY終値(1.1458ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。米イラン交渉の先行き不透明感や米利上げ観測の高まりを背景に、アジア市場ではユーロ売り・ドル買いが優勢となり一時1.1418ドルと3月16日以来約3カ月ぶりの安値を付けた。
 ただ、3月13日・16日の安値1.1411ドルがサポートとして意識されると買い戻しが進んだ。米政府高官の話として「イスラエルと親イラン組織ヒズボラは停戦で合意」との報道が伝わると全般ドル売りで反応したほか、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローも観測された。週末を控えたポジション調整目的のユーロ買いも入ると、4時前に一時1.1481ドルと日通し高値を更新した。

 ドル円は6日ぶりに小反落。終値は161.30円と前営業日NY終値(161.38円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。前日18日のNY時間に一時161.81円と2024年7月以来約1年11カ月ぶりの高値を更新したあとだけに、政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっている。市場では「すでに介入領域に深く入り込んでいる。今日(19日)介入がなければ、ドル高地合いを踏まえると投機筋が162-163円に向けて押し上げる余地が残る」との声が聞かれた。
 もっとも、本日は米国がジューンティーンスの祝日で休場だったことから市場参加者が激減し商いは低調だった。閑散取引の中、161円台前半での狭いレンジ取引に終始した。なお、中東情勢に関する報道で売買が交錯する場面もあったが、反応は一時的だった。

 ユーロ円は小幅ながら続伸。終値は185.11円と前営業日NY終値(184.91円)と比べて20銭程度のユーロ高水準。アジア時間に一時184.30円と前日の安値に面合わせしたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。4時前に一時185.14円と日通し高値を更新した。ユーロドルにつれた動きとなった。

 カナダドルは軟調だった。カナダ統計局が本日発表した4月カナダ小売売上高が予想を下回ったことを受けて、カナダドル売りが優勢となった。米ドルカナダドルは一時1.4183カナダドルと昨年4月以来の水準まで米ドル高・カナダドル安が進んだほか、ユーロカナダドルは1.6271カナダドルと1月28日以来のカナダドル安水準を付けた。また、カナダドル円は113.66円まで値を下げた。

本日の参考レンジ
ドル円:160.99円 - 161.46円
ユーロドル:1.1418ドル - 1.1481ドル
ユーロ円:184.30円 - 185.14円

(中村)
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