NY株見通し-AI関連を中心に堅調か 経済指標は5月PCE価格指数に注目

 今晩は米5月PCEに注目。前営業日24日のNY相場は高安まちまちとなった。原油価格の急落や米10年債利回りの4.39%台への低下を背景に投資家心理が改善し、ダウ平均は182.06ドル高(+0.35%)と反発。一方、引け後にマイクロン・テクノロジーの決算発表を控えていたことから、半導体やIT関連株には利益確定売りが優勢となった。ハイテク株主体のナスダック総合指数は0.43%安、S&P500もマイナス圏で引け、ともに3日続落した。引け後に第3四半期決算を発表したマイクロン・テクノロジーは、売上高と調整後一株当たり利益が市場予想を上回ったほか、第4四半期の売上高見通しも市場予想を大きく上回ったことが好感され、株価は時間外で15%超の急伸となった。

今晩の市場では好決算や強い見通しを発表したマイクロン・テクノロジーの大幅高が見込まれ、AI関連株などハイテク株を中心に堅調な展開か。経済指標では、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視する5月の米個人消費支出(PCE)価格指数が注目される。市場予想では総合・コアともに前月から伸びが加速する見込みであり、結果がインフレ高止まりを示せば利下げ期待の一段の後退が相場の重しとなりそうだ。

 今晩の米経済指標・イベントは5月個人消費支出(PCE)価格指数のほか、1-3月期GDP確報値、新規失業保険申請件数など。企業決算は寄り前にマコーミック、ダーデン・レストランツが発表予定。(執筆:6月25日、14:00)
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