株式明日の戦略-物足りなさはあるものの3日続伸、5日線より上で終える
7月に入り1日の日経平均は3日続伸。終値は412円高の70474円。米国でハイテク株の動きが良かったことを受けて、寄り付きは700円を超える上昇。早々に上げ幅を4桁に広げると、一気に71900円台まで水準を切り上げた。しかし、AI関連の一角に失速感が出てきたことから、1900円超上昇したところで買いは一巡。10時辺りからはしばらく値を消す流れが続き、11時近辺では上げ幅を2桁に縮めた。
マイナス圏に沈むことはなく、後場に入ると改めての買いが入った。前場とは一変して値動きはおとなしくなり、70500円近辺でもみ合う時間が長かった。最終的に400円を超える上昇で取引を終了。新興銘柄が嫌われており、グロース250指数は下落した。
東証プライムの売買代金は概算で10兆4400億円。業種別では金属製品、電気機器、機械などが上昇した一方、非鉄金属、海運、不動産などが下落した。SUMCO<3436.T>が買いを集めてストップ高。半面、古河電気工業<5801.T>、住友電気工業<5802.T>、フジクラ<5803.T>の電線大手3社が、そろって大幅に下落している。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり677/値下がり831と、日経平均は上昇したが値下がり銘柄の方が多かった。証券会社が投資判断を引き上げた太陽誘電が12.4%高。SCREEN、ソシオネクスト、ディスコなど半導体株の一角に強い買いが入った。RSテクノロジーズ、テクセンドフォトマスク、リガクHDなど半導体に絡む中小型株の多くが急伸しており、芝浦メカトロニクスがストップ高となった。
一方、キオクシアHDやアドバンテストは、高く始まったものの買いが続かず下落。米長期金利の上昇が嫌気されて、三井不動産、三菱地所、住友不動産など不動産株が軒並み安となった。百貨店のJフロントと高島屋が決算を受けて大幅安。ファイナンスの観測が報じられた川崎重工が7%を超える下落となった。急速な円安進行を受けて「円高メリット銘柄」とみられているニトリHDが象徴的に売り込まれた。
日経平均は3日続伸。一時2000円近く上昇しただけに412円高というのは物足りなさもあるが、キオクシアやアドバンテストが下落して値下がり銘柄も多かった中で3桁上昇というのは健闘しているとも言える。終値(70474円)ではきっちり5日線(70346円、1日時点)を上回っており、テクニカルの節目は意識された。
米国では木曜2日に6月雇用統計が発表される。6月30日の米国市場では、強い5月雇用動態調査(JOLTS)求人件数を受けて米国の長期金利が上昇したが、米国株には強い動きが見られた。「JOLTSが強い→6月雇用統計もおそらく強い→早期の利上げ観測浮上→米株下落」といった反応になっていないのは安心材料。足元の雇用の強さは米国がワールドカップ開催国となったことが要因で、FRBの利上げ判断には影響を与えないとの見方もある。米国株が大崩れさえしなければ、日本株も堅調推移が見込まれる。雇用統計をあすに控えた今晩の米国株が落ち着いた動きとなるかに注目したい。
マイナス圏に沈むことはなく、後場に入ると改めての買いが入った。前場とは一変して値動きはおとなしくなり、70500円近辺でもみ合う時間が長かった。最終的に400円を超える上昇で取引を終了。新興銘柄が嫌われており、グロース250指数は下落した。
東証プライムの売買代金は概算で10兆4400億円。業種別では金属製品、電気機器、機械などが上昇した一方、非鉄金属、海運、不動産などが下落した。SUMCO<3436.T>が買いを集めてストップ高。半面、古河電気工業<5801.T>、住友電気工業<5802.T>、フジクラ<5803.T>の電線大手3社が、そろって大幅に下落している。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり677/値下がり831と、日経平均は上昇したが値下がり銘柄の方が多かった。証券会社が投資判断を引き上げた太陽誘電が12.4%高。SCREEN、ソシオネクスト、ディスコなど半導体株の一角に強い買いが入った。RSテクノロジーズ、テクセンドフォトマスク、リガクHDなど半導体に絡む中小型株の多くが急伸しており、芝浦メカトロニクスがストップ高となった。
一方、キオクシアHDやアドバンテストは、高く始まったものの買いが続かず下落。米長期金利の上昇が嫌気されて、三井不動産、三菱地所、住友不動産など不動産株が軒並み安となった。百貨店のJフロントと高島屋が決算を受けて大幅安。ファイナンスの観測が報じられた川崎重工が7%を超える下落となった。急速な円安進行を受けて「円高メリット銘柄」とみられているニトリHDが象徴的に売り込まれた。
日経平均は3日続伸。一時2000円近く上昇しただけに412円高というのは物足りなさもあるが、キオクシアやアドバンテストが下落して値下がり銘柄も多かった中で3桁上昇というのは健闘しているとも言える。終値(70474円)ではきっちり5日線(70346円、1日時点)を上回っており、テクニカルの節目は意識された。
米国では木曜2日に6月雇用統計が発表される。6月30日の米国市場では、強い5月雇用動態調査(JOLTS)求人件数を受けて米国の長期金利が上昇したが、米国株には強い動きが見られた。「JOLTSが強い→6月雇用統計もおそらく強い→早期の利上げ観測浮上→米株下落」といった反応になっていないのは安心材料。足元の雇用の強さは米国がワールドカップ開催国となったことが要因で、FRBの利上げ判断には影響を与えないとの見方もある。米国株が大崩れさえしなければ、日本株も堅調推移が見込まれる。雇用統計をあすに控えた今晩の米国株が落ち着いた動きとなるかに注目したい。