株式明日の戦略ー4桁高で史上最高値を更新、AI関連の下値不安が大きく後退

 25日の日経平均は3日ぶり大幅反発。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1043/値下がり471。東京エレクトロンやディスコなど半導体株が強く、アドバンテストが15.1%高。キオクシアHDは高寄り後にいったん値を消したものの、盛り返して12.3%高で終え、10万円台を回復した。AI関連以外では、ファーストリテイリング、良品計画、高島屋など、小売の一角に強い動きが見られた。原油価格の大幅下落を受けて、ブリヂストンや横浜ゴムなどタイヤ株に資金が向かった。

 一方、原油価格の下落を受けてINPEXが大幅安。住友鉱山は金価格の下落が嫌気されて大きく売られた。米長期金利の低下を受けて、MS&ADや東京海上など保険株が軟調。NEC、富士通、野村総研、フリー、Sansanなど、ソフトウェア、SaaS関連が嫌われた。鴻海との協業に関するリリースで前日に急騰したシャープが一転急落した。

 日経平均は3000円を超える上昇。高値圏で前場を終えていたので後場の伸びも期待できそうとは思っていたが、史上最高値まで更新してきた。かなり強い動きだ。本日の米国株がマイクロン効果で上昇したとしても、それは先んじて織り込んでいる。マイクロンが案外であったり、米3指数がそろって上昇しなかった場合には、あすはきょうの反動が出てくる可能性がある。しかし、高値を更新できたことで、売り急ぎは抑制されるだろう。米国株の引け味が良かったり、一段の原油安や米長期金利の低下といった追い風があれば、きょうの余韻が残って上値追いが続く展開も期待できる。多くのAI関連は下値不安が大きく後退したと思われるだけに、あすもこれらにしっかりとした動きが見られるかに注目したい。
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