株式明日の戦略ー終日7万円より上で推移、6日続伸で陽線が6本並ぶ

 18日の日経平均は大幅に6日続伸。終値は1151円高の71053円。FOMCでは大方の予想通り政策金利は据え置きとなったが、内容はタカ派的と受け止められて米国株は3指数がそろって下落した。しかし、これを受けても寄り付きから200円を超える上昇。高く始まったことで上昇に弾みがつき、早い時間に上げ幅を4桁に広げた。

 米国ではナスダックが下落する中でもハイテク株の一角に強い買いが入っており、半導体株や電子部品株、ソフトバンクグループ<9984.T>などが大きく上昇。プライム全体でも値上がり銘柄の方が多かった。1400円超上昇して71300円台に乗せたところで買いは一巡したが、その後も大きな失速はなく高値圏をキープ。71000円を上回り、4桁の上昇で取引を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で11兆8600億円。業種別では銀行、サービス、電気機器などが上昇した一方、非鉄金属、石油・石炭、海運などが下落した。複数の証券会社が目標株価を引き上げたオムロン<6645.T>が大幅上昇。半面、証券会社が目標株価を引き下げたライオン<4912.T>が大幅に下落した。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり937/値下がり579。傘下アームの大幅高を手がかりにソフトバンクGが4%を超える上昇。電子部品株に好材料が多く、村田製作所やイビデンが買いを集めた。証券会社が投資判断を引き上げたリクルートHDが急伸。米国の年内利上げが意識されたことから、メガバンクの三菱UFJ、三井住友、みずほFGに資金が向かった。

 一方、電子部品株が強く買われた中、証券会社が投資評価を引き下げた太陽誘電は4%を超える下落。為替市場でドル高・円安が進行したことから、「円高メリット銘柄」とみられているニトリHDが象徴的に売り込まれた。円安局面でも為替介入が警戒されたかトヨタや日産自動車など自動車株が軟調。コナミG、カプコン、任天堂などゲーム株の弱さが目立った。

 日経平均は4桁上昇。FOMCを受けて米国株が下落したにもかかわらず、派手な上昇で7万円の節目を大きく上回った。16日と17日は終値では7万円を下回ったが、きょうは寄り付きから7万円を上回ると終日これより上で推移し、高値は71398円まであった。7万円が通過点になるとの期待が高まる1日であった。

 米国は金曜19日が休場。三連休前となる本日が落ち着いた動きとなれば、あすの東京市場では売りを出す理由が乏しくなる。日経平均はきょうの時点で先週末比で5000円超上昇しており、仮にあす下げたとしても健全な調整の一環にすぎない。高値警戒感はあるものの、きょうまで6日続伸する中でローソク足はいずれも陽線を形成しており、場中の動きが強い。7日続伸で引け味良く週を終えることができるかに注目したい。
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