8日香港株=軟調か、中東情勢を警戒 様子見気分も

 8日の香港市場は軟調か。中東情勢を巡る警戒感が重しになりそうだ。米財務省は7日、イラン産原油などの販売を許可していたライセンスを取り消すと発表した。イランがホルムズ海峡を通航していた商船を攻撃したことへの対抗措置とされる。米中央軍も7日にイランに対する強力な攻撃を開始したと発表した。地政学的リスクの高まりから米原油先物相場が急伸した。

 また、米市場で人工知能(AI)関連銘柄からディフェンシブ銘柄などへの資金ローテーションの動きが続いた。ハイテク株売りが香港市場に波及すれば、相場を押し下げる要因になり得る。中国本土では9日に6月の物価統計を控えていることもあり、様子見気分が広がる可能性がある。

 8日のNY市場でダウ平均が130米ドル安と3営業日ぶりに反落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株ではテンセント(00700)、アリババ集団(09988)が香港終値を上回った半面、美団(03690)、HSBC(00005)が下回って引けた。
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