3日香港株=もみ合いか、米利上げ観測後退もハイテク株売りを警戒

 3日の香港市場はもみ合いか。米利上げ観測の後退が好感される一方、米市場でハイテク株の売りが続いたことが重荷となりそうだ。2日発表の6月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は5万7000人増となり、市場予想を大幅に下回った。米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げを急ぐ必要はないとの見方が強まっている。半面、前日のNY市場でこれまで急騰していた半導体や人工知能(AI)関連銘柄はコスト面などの再評価から利益確定売りに押され、2日連続で大幅に下落した。香港市場にもハイテク株売りが波及すれば、相場を押し下げる要因となり得る。

 ハンセン指数は前日に反発し、心理的節目の23000ポイントを回復した。3日の米市場は独立記念日の振り替え休日で休場となることもあり、週末を前に積極的に運用リスクを取る動きは限られる可能性がある。

 2日のNY市場でダウ平均は594米ドル高と反発し、2日ぶりに最高値を更新。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株ではHSBC(00005)、テンセント(00700)、美団(03690)が香港終値を上回った半面、アリババ集団(09988)が下回って引けた。
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