NY為替見通し=ドル円、米CPIやFRB議長の議会証言に注目
本日これまでのドル円は162.48円を頭に162円台を維持して底堅い動き。原油高が支えとなるも、NYタイムでの注目イベントを控え様子見ムードが広がっている。
NYタイムではまず6月米消費者物価指数(CPI)の発表が注目される。6月CPI予想は前月比-0.1%、前年比+3.8%と前月から伸びの鈍化が見込まれている。同コアは前月比で横ばいの+0.2%、前年比では+2.8%と前月の+2.9%を下回ると予想。6月の米雇用統計が予想比下振れし、米利上げ観測は後退したものの利上げ期待は払しょくされていない。短期金利市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に1回利上げし、2027年半ばまでさらに1回利上げを行うとの見方が強い。また、一部では7月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「利上げは十分あり得る」との見方もある中、CPIの結果が注目される。
5月にFRB議長に就任したウォーシュ氏が金融政策報告を巡り、14-15日に半期に一度の議会証言を行う予定だ。ウォーシュ議長はFRBの政策運営の先行きについて予測を示すことを避けているが、1日の欧州中央銀行(ECB)年次フォーラムで「足元ではインフレリスクが後退している」と強調した。ただ、その後米・イランの攻撃応戦が再燃し、原油高の影響もあり、インフレ率を2%の当局目標へ押し戻すには、一段と高い政策金利が必要になるとの懸念が強まっており、同氏の発言内容が注目される。FRBで最もハト派的な当局者の1人とみられていたウォラー理事は昨日、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数について「再び強い数字」が確認されれば、「近い時期」の利上げを検討すべきだと述べている。
米CPIとウォーシュFRB議長の発言内容次第でドル相場の値動きが大きくなる可能性がある。ドル高に傾けば、ドル円は日本当局の円買い介入警戒感との綱引きとなりそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円、1日の高値162.84円や節目の163.00円が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円、日足一目均衡表・転換線161.60円や同基準線161.21円が下値めど。
(金)
NYタイムではまず6月米消費者物価指数(CPI)の発表が注目される。6月CPI予想は前月比-0.1%、前年比+3.8%と前月から伸びの鈍化が見込まれている。同コアは前月比で横ばいの+0.2%、前年比では+2.8%と前月の+2.9%を下回ると予想。6月の米雇用統計が予想比下振れし、米利上げ観測は後退したものの利上げ期待は払しょくされていない。短期金利市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に1回利上げし、2027年半ばまでさらに1回利上げを行うとの見方が強い。また、一部では7月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「利上げは十分あり得る」との見方もある中、CPIの結果が注目される。
5月にFRB議長に就任したウォーシュ氏が金融政策報告を巡り、14-15日に半期に一度の議会証言を行う予定だ。ウォーシュ議長はFRBの政策運営の先行きについて予測を示すことを避けているが、1日の欧州中央銀行(ECB)年次フォーラムで「足元ではインフレリスクが後退している」と強調した。ただ、その後米・イランの攻撃応戦が再燃し、原油高の影響もあり、インフレ率を2%の当局目標へ押し戻すには、一段と高い政策金利が必要になるとの懸念が強まっており、同氏の発言内容が注目される。FRBで最もハト派的な当局者の1人とみられていたウォラー理事は昨日、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数について「再び強い数字」が確認されれば、「近い時期」の利上げを検討すべきだと述べている。
米CPIとウォーシュFRB議長の発言内容次第でドル相場の値動きが大きくなる可能性がある。ドル高に傾けば、ドル円は日本当局の円買い介入警戒感との綱引きとなりそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円、1日の高値162.84円や節目の163.00円が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円、日足一目均衡表・転換線161.60円や同基準線161.21円が下値めど。
(金)