ロンドン為替見通し=新英政権への「安心感」を試す展開か、中東情勢の緊迫化も睨む
本日のロンドン為替市場では、ポンドは英新政権の誕生を確認しつつ、緊迫化の度合いを増す中東情勢をにらんだ展開が見込まれる。
英国ではバーナム労働党党首が新首相に就任し、新政権が樹立する見通し。低迷する労働党の立て直しが急務となっている。首相就任後初の演説があれば市場の関心が集まりそうだ。また、財務相人事にも市場の関心が集まっている。事前に報じられたマフムード氏が就任するか、もし同氏が就任した場合は市場との対話を通じて厳しい財政運営に対する安心感を与えられるか注目したい。万一、急激な財政拡張路線を示唆するようならば、2022年の「トラス・ショック」再来の恐れもあるだけに、新財務相の発言やその一挙一動に注目が集まるだろう。
なお、経済イベントは欧州序盤に6月独生産者物価指数(PPI)が、中盤に5月ユーロ圏建設支出の発表が予定されている程度と少なめ。要人発言については予定されていないなど、材料不足の感は否めない。英新政権樹立が無風通過となるようならば、NY市場でも米経済イベントは少なめとなっていることとあわせ、様子見ムードが漂う展開も想定される。
他方、中東情勢には引き続き注意したい。週末に米・イラン間の攻撃がエスカレートしたことで緊張の度合いが増しており、本日朝方には時間外のWTI原油先物価格が上昇してドル買いの反応を示す場面が見られた。緊張緩和への糸口が見えない中、関連報道には神経質な展開が続くことが予想される。
想定レンジ上限
・ポンドドル、15日高値1.3558ドル
・ユーロドル、6月8日安値1.1500ドル
想定レンジ下限
・ポンドドル、日足・一目均衡表の基準線1.3349ドル
・ユーロドル、13・14日安値1.1378ドル
(川畑)
英国ではバーナム労働党党首が新首相に就任し、新政権が樹立する見通し。低迷する労働党の立て直しが急務となっている。首相就任後初の演説があれば市場の関心が集まりそうだ。また、財務相人事にも市場の関心が集まっている。事前に報じられたマフムード氏が就任するか、もし同氏が就任した場合は市場との対話を通じて厳しい財政運営に対する安心感を与えられるか注目したい。万一、急激な財政拡張路線を示唆するようならば、2022年の「トラス・ショック」再来の恐れもあるだけに、新財務相の発言やその一挙一動に注目が集まるだろう。
なお、経済イベントは欧州序盤に6月独生産者物価指数(PPI)が、中盤に5月ユーロ圏建設支出の発表が予定されている程度と少なめ。要人発言については予定されていないなど、材料不足の感は否めない。英新政権樹立が無風通過となるようならば、NY市場でも米経済イベントは少なめとなっていることとあわせ、様子見ムードが漂う展開も想定される。
他方、中東情勢には引き続き注意したい。週末に米・イラン間の攻撃がエスカレートしたことで緊張の度合いが増しており、本日朝方には時間外のWTI原油先物価格が上昇してドル買いの反応を示す場面が見られた。緊張緩和への糸口が見えない中、関連報道には神経質な展開が続くことが予想される。
想定レンジ上限
・ポンドドル、15日高値1.3558ドル
・ユーロドル、6月8日安値1.1500ドル
想定レンジ下限
・ポンドドル、日足・一目均衡表の基準線1.3349ドル
・ユーロドル、13・14日安値1.1378ドル
(川畑)