21日香港株=軟調か、米・イランの対立激化を懸念

 21日の香港市場は軟調か。米国とイランの対立の激化が懸念されそうだ。イエメンの親イラン武装組織フーシが20日にサウジアラビアに対して紅海を念頭に「海上封鎖」を即時実施すると宣言した。紅海の出口にあたるバベルマンデブ海峡は事実上の封鎖が続くホルムズ海峡に代わって、中東産の原油供給の迂回路となっており、原油供給が一段と滞る可能性が警戒されている。また、米大統領はイランとの戦闘で米兵が死亡したことについて自身のSNSに「イランが米兵を殺害するたびに、その代償を何倍にもして支払わせる」と投稿した。

 香港市場でハンセン指数は2%超高と大幅に反発した。心理的節目の25000ポイントを回復し、終値ベースで6月4日以来、およそ1カ月半ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定売りが重荷になる可能性がある。

 20日のNY市場でダウ平均は前週末比307米ドル安と3営業日続落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も3営業日続落。同日の香港株の米国預託証券はまちまち。主力株ではテンセント(00700)、アリババ集団(09988)が香港終値を上回った半面、美団(03690)、HSBC(00005)が下回って引けた。
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