ロンドン為替見通し=ポンド、CPIで英中銀の政策見通しの見極め
本日の欧州タイムでの注目指標は6月英消費者物価指数(CPI)。23日の欧州中央銀行(ECB)理事会で政策金利の据え置きが織り込まれ、足元で新規の手がかりが乏しいユーロは中東関連のヘッドラインに振り回されやすい展開が予想されます。よって、欧州タイムではバーナム新政権が発足し、昨日の3-5月雇用・賃金データに続いて本日は6月CPIの発表を控えるポンドが主役となりそうです。
昨日に発表された、3-5月英失業率は前回と変わらずの4.9%となったが、16-24歳の若年増の失業率は16.4%に上昇し、2014年以来の高水準となった。また、3-5月の賃金上昇率は前年比+3.4%と前月と同水準、物価への直接的な影響が大きいとイングランド銀行(英中銀、BOE)が注視する民間部門の賃金上昇率は+2.9%と、いずれも2020年以来の低水準となっている。現状では来週のBOE会合で政策金利が3.75%に据え置くことが見込まれ、年末までに0.25%の利上げを1回か2回行うとの見方が強く、本日のCPI発表が注目されている。
6月CPI予想は前年比+2.7%、同コアは+2.5%といずれも前月から小幅の低下が見込まれている。最近はCPIの上昇が一段落しているが、BOEの目標を上回った水準が続いているだけではなく、今後再加速への警戒感も根強い。米・イランの衝突激化は「有事のドル買い」に傾きやすいが、原油高は英インフレ高への警戒感を強め、BOEの利上げ観測を高める可能性がある。英国は輸入天然ガスへの依存度が高く、中東紛争による影響が他の多くの西側諸国よりも大きい。
・想定レンジ上限
ポンドドルは日足一目均衡表・転換線1.3450ドルや17・20日高値1.3481ドル。
ポンド円は17日高値218.95円や16日高値219.60円。
・想定レンジ下限
ポンドドルは日足一目均衡表・基準線1.3349ドルや2日安値1.3268ドル。
ポンド円は21日安値217.53円や15日安値217.00円。
(金)
昨日に発表された、3-5月英失業率は前回と変わらずの4.9%となったが、16-24歳の若年増の失業率は16.4%に上昇し、2014年以来の高水準となった。また、3-5月の賃金上昇率は前年比+3.4%と前月と同水準、物価への直接的な影響が大きいとイングランド銀行(英中銀、BOE)が注視する民間部門の賃金上昇率は+2.9%と、いずれも2020年以来の低水準となっている。現状では来週のBOE会合で政策金利が3.75%に据え置くことが見込まれ、年末までに0.25%の利上げを1回か2回行うとの見方が強く、本日のCPI発表が注目されている。
6月CPI予想は前年比+2.7%、同コアは+2.5%といずれも前月から小幅の低下が見込まれている。最近はCPIの上昇が一段落しているが、BOEの目標を上回った水準が続いているだけではなく、今後再加速への警戒感も根強い。米・イランの衝突激化は「有事のドル買い」に傾きやすいが、原油高は英インフレ高への警戒感を強め、BOEの利上げ観測を高める可能性がある。英国は輸入天然ガスへの依存度が高く、中東紛争による影響が他の多くの西側諸国よりも大きい。
・想定レンジ上限
ポンドドルは日足一目均衡表・転換線1.3450ドルや17・20日高値1.3481ドル。
ポンド円は17日高値218.95円や16日高値219.60円。
・想定レンジ下限
ポンドドルは日足一目均衡表・基準線1.3349ドルや2日安値1.3268ドル。
ポンド円は21日安値217.53円や15日安値217.00円。
(金)