今日の株式見通し=軟調か キオクシアの計画下振れ着地や急速な円高進行が重荷

 東京市場は軟調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は276ドル高の52485ドルで取引を終えた。アマゾン・ドット・コムが決算を受けて急騰し、全体をけん引した。ドル円は足元157円20銭近辺と大きく円高に振れている。複数メディアが日米の協調介入が実施されたと報じている。CME225先物は円建てが大阪日中終値と比べて450円安の63270円、ドル建てが390円安の63330円で取引を終えた。

 アマゾンの好決算は時間外の反応で先週金曜に先んじて消化しており、改めての買い材料にはなりづらい。キオクシアホールディングス<285A.T>が金曜引け後に1Q決算を発表したが、最終利益が会社計画を下回っており、この日にストップ高となった反動が出てくると思われる。米国でもサンディスクやマイクロン・テクノロジーなどメモリ関連は大きく下落している。また、為替市場のボラティリティが高まりそうなことも懸念材料。自動車株などは円高を嫌気した売りが出てくると思われる。決算を材料に個別物色の活況は期待できるだけに、深押しすれば下値は拾われるとみるが、場中はキオクシアや為替の動向をにらみながら不安定な動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは62800-64500円。
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