東京外国為替市場概況・10時 ドル円、急落

 3日の東京外国為替市場でドル円は急落した。10時時点では156.11円とニューヨーク市場の終値(157.40円)と比べて1円29銭程度のドル安水準だった。片山財務相やベッセント米財務長官が「さらなる協調介入の実施にも躊躇せず」と言及したものの、当初は反応鈍く157.88円まで反発した。その後、三村財務官の同様な発言が伝わった後、9時半頃から大規模な円買いドル売りが持ち込まれた。157円をあっさり割り込むと156円も下抜けて、5月6日以来のドル安円高水準となる155.23円まで下げ足を速めた。一巡後は156円前半まで切り返すなど荒い値動きが続いている。

 ユーロ円も急落。10時時点では180.18円とニューヨーク市場の終値(181.43円)と比べて1円25銭程度のユーロ安水準だった。9時前に182.24円まで持ち直したところから、ドル円が政府・日銀による円買い介入と見られる動きで大きく売られたことにつれた。181円割れからそのまま180円も下抜けて、昨年11月以来の安値となる179.37円までユーロ安円高が進んだ。一巡後は180円前半まで買い戻されている。
 ほか、ポンド円が209.58円、豪ドル円は109.39円まで外貨売り円買いが強まった。

 ユーロドルは10時時点では1.1542ドルとニューヨーク市場の終値(1.1527ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。円絡みの取引が中心で、動意は鈍かった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.23円 - 157.88円
ユーロドル:1.1526ドル - 1.1559ドル
ユーロ円:179.37円 - 182.24円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。