東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

 5日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では157.72円とニューヨーク市場の終値(157.75円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。ベッセント米財務長官は、日本のインフレ率上昇の背景として円安とエネルギー価格の高騰を挙げたうえで、植田日銀総裁について「日本経済にとって最善の策を講じると確信している」と発言し、改めて日銀への利上げ圧力をにじませた。ただ、これらの発言を材料視する動きは限られ、ドル円は157円台後半で方向感を欠く展開が続いている。

 ユーロドルは動意薄。8時時点では1.1532ドルとニューヨーク市場の終値(1.1531ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。昨日は1日を通して値幅がわずか32pipsにとどまったこともあり、本日も動意に乏しい展開となっている。

 なお、NZドル/ドルは一時0.5879ドルまで弱含んだ。ニュージーランドの4-6月期失業率は市場予想を上回り、約11年ぶりの高水準を記録したことを受け、一時NZドル売りが強まった。高インフレと高い失業率が併存する状況となり、NZ準備銀行(RBNZ)はインフレ抑制と景気下支えの両立を迫られるなど、今後の金融政策運営は一段と難しい局面を迎えそうだ。

 ユーロ円は小動き。8時時点では181.89円とニューヨーク市場の終値(181.88円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルがこう着するなか、ドル円に連れて小幅に上下している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.69円 - 157.81円
ユーロドル:1.1528ドル - 1.1533ドル
ユーロ円:181.82円 - 181.95円


(松井)
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