20日香港株=買い先行か、米株高を好感 中国の追加景気対策期待も

 20日の香港市場は前日のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、買い先行で始まるか。19日のNY市場では、米財務省が長期国債の買い戻し枠を拡大する方針を示したことで米長期金利が低下し、買い安心感が広がった。また、がんワクチンの臨床試験結果が好感されたモデルナやメルクなどヘルスケア銘柄の急騰も相場を支えた。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(7月28-29日開催分)で、インフレ率が低下しなければ利上げが必要になるとの認識を多くの参加者が示していたことが明らかになり、上値は抑えられた。

 一方、香港では6月中間決算の発表が本格化しており、業績内容を手掛かりとした個別物色が活発となりそうだ。また、中国では7月の主要経済指標が軒並み市場予想から下振れたことを受け、追加の景気対策期待も強まっている。

 19日のNY株式相場はダウ平均、ハイテク株主体のナスダック総合ともに上昇。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、美団(03690)やテンセント(00700)、アリババ集団(09988)が香港終値を上回って引けた半面、HSBC(00005)が下回って引けた。
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