ニューヨーク外国為替市場概況・21日 ドル円、小反落

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小反落。終値は158.95円と前営業日NY終値(159.05円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。日本時間夕刻に一時158.36円と日通し安値を付けたものの、200日移動平均線158.34円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.74%台まで上昇したこともドル買いを促し、4時前に159.05円付近まで持ち直した。ただ、アジア時間に付けた日通し高値159.13円を上抜けることは出来なかった。
 引けにかけては週末を前に市場参加者が減少し、次第に値動きが細った。市場では「来週28日にワイオミング州ジャクソンホールで開かれる米カンザスシティー連銀主催のシンポジウム(ジャクソンホール会議)でのウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演待ちの雰囲気だ」との声も聞かれた。

 ユーロドルはほぼ横ばい。終値は1.1679ドルと前営業日NY終値(1.1678ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。日本時間夕刻に一時1.1711ドルと前日の高値に面合わせしたものの、同水準を超えられず上値を抑えられると次第に弱含む展開に。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも入ると、23時30分過ぎに一時1.1669ドルと前日の安値に面合わせした。
 もっとも、同水準がサポートとして意識されると下げ渋った。結局、前日と同じレンジ(1.1669-1.1711ドル)内での値動きとなった。

 ユーロ円は小幅反落。終値は185.66円と前営業日NY終値(185.75円)と比べて9銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。NY市場では185円台半ばから後半での狭いレンジ取引に終始した。

本日の参考レンジ
ドル円:158.36円 - 159.13円
ユーロドル:1.1669ドル - 1.1711ドル
ユーロ円:185.44円 - 186.02円

(中村)
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