ニューヨーク外国為替市場概況・20日 ドル円、反発

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は159.05円と前営業日NY終値(158.17円)と比べて88銭程度のドル高水準だった。米財務省の長期債買い入れオペ拡大を背景に低下していた米長期金利が、この日は上昇した。米長期金利の指標となる10年債利回り4.71%台まで、超長期債の30年債利回りは5.26%台まで上昇し昨日の発表後の低下分を取り戻した。米長期金利の上昇に伴うドル買いが入ると、4時過ぎに一時159.18円と日通し高値を更新した。高市政権の積極財政姿勢を背景とした財政悪化懸念から円売りも出やすい地合いとなった。

 ユーロドルはほぼ横ばい。終値は1.1678ドルと前営業日NY終値(1.1677ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。欧州市場序盤に一時1.1711ドルと5月14日以来の高値を付けたものの、同日の高値1.1722ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、1時30分過ぎに1.1669ドルと日通し安値を更新した。
 なお、ベッセント米財務長官が「国債の買い入れ消却(buyback)は発表した40億ドルを上回る可能性がある」「国債市場に対して豊富な手段(ツールキット)を用意している」と発言すると一時1.1694ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、反応は限定的だった。

 ユーロ円は反発。終値は185.75円と前営業日NY終値(184.70円)と比べて1円05銭程度のユーロ高水準。日本の財政懸念を背景とした円売りが優勢になると、5時前に一時185.84円と7月30日以来の高値を付けた。
 ユーロ円以外のクロス円の上昇も堅調だった。ポンド円は一時216.91円、豪ドル円は113.19円、NZドル円は94.57円、カナダドル円は115.44円、南アフリカランド円は9.87円、メキシコペソ円は9.39円まで値を上げた。

本日の参考レンジ
ドル円:158.03円 - 159.18円
ユーロドル:1.1669ドル - 1.1711ドル
ユーロ円:184.57円 - 185.84円

(中村)
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