NY為替見通し=ドル円、米7月PCEデフレーターとトリム平均PCEインフレ率に注目
本日のNY為替市場のドル円は、28日のジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)でのウォーシュFRB議長の講演に向けて、米7月PCEデフレーターとトリム平均PCEインフレ率に注目していく展開が予想される。
米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているPCEデフレーターの7月分は前年比+3.6%と予想されており、6月の+3.7%からの伸び率鈍化が見込まれている。
また、ウォーシュFRB議長が承認公聴会で重視していると述べていたトリム平均PCEにも注目しておきたい。6月は前年比+2.2%、5月は+2.4%、4月は+2.3%だった。
もっとも、ウォーシュFRB議長は、7月の上院議会証言では、「私がダラス地区連銀が算出する『トリム平均』指標を選好しているというのは誤りだ」と否定していた。
ちなみに、FRBがPCEデフレーターをインフレ指標としたのは、2012年1月のバーナンキ第14代FRB議長の下での米連邦公開市場委員会(FOMC)だったが、FRBの改革を進めているウォーシュFRB議長が新たなインフレ指標を設定する可能性も、今後の注目ポイントになるのかもしれない。
また、引き続きベッセント米財務長官が今週の発表を示唆していた「財政健全化(Fiscal Consolidation)」に関する具体的な歳出削減・財政健全化パッケージの詳細にも注目しておきたい。
イラン情勢に関しては、トランプ米政権が11月の中間選挙に向けて軍事攻撃は控えて、経済制裁に軸足を置くスタンスを示しており、WTI原油先物価格は79ドル台まで下落している。
本日もイラン関連のヘッドラインに注視しながら、原油市場や債券市場の動向を見極めて行くことになる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、160.01円(日足一目均衡表・雲の下限)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、158.03円(8/20の安値)
(山下)
米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているPCEデフレーターの7月分は前年比+3.6%と予想されており、6月の+3.7%からの伸び率鈍化が見込まれている。
また、ウォーシュFRB議長が承認公聴会で重視していると述べていたトリム平均PCEにも注目しておきたい。6月は前年比+2.2%、5月は+2.4%、4月は+2.3%だった。
もっとも、ウォーシュFRB議長は、7月の上院議会証言では、「私がダラス地区連銀が算出する『トリム平均』指標を選好しているというのは誤りだ」と否定していた。
ちなみに、FRBがPCEデフレーターをインフレ指標としたのは、2012年1月のバーナンキ第14代FRB議長の下での米連邦公開市場委員会(FOMC)だったが、FRBの改革を進めているウォーシュFRB議長が新たなインフレ指標を設定する可能性も、今後の注目ポイントになるのかもしれない。
また、引き続きベッセント米財務長官が今週の発表を示唆していた「財政健全化(Fiscal Consolidation)」に関する具体的な歳出削減・財政健全化パッケージの詳細にも注目しておきたい。
イラン情勢に関しては、トランプ米政権が11月の中間選挙に向けて軍事攻撃は控えて、経済制裁に軸足を置くスタンスを示しており、WTI原油先物価格は79ドル台まで下落している。
本日もイラン関連のヘッドラインに注視しながら、原油市場や債券市場の動向を見極めて行くことになる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、160.01円(日足一目均衡表・雲の下限)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、158.03円(8/20の安値)
(山下)