東京外国為替市場概況・12時 ドル円、底堅い

 27日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。12時時点では159.33円とニューヨーク市場の終値(159.31円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。埼玉県金融経済懇談会における氷見野日銀副総裁の講演内容が伝わるにつれて、ドル円はじりじりと値を上げた。副総裁は「これまで以上に物価の上振れリスクを意識する必要があるだろう」などと発言したが、9月の日銀による利上げをほぼ織り込んでいる市場の反応は鈍かった。一方、副総裁は「金融政策の波及効果には一定の時間を要する」と慎重な見方を示したことで、一時159.40円までドル高円安に振れる場面があった。

 ユーロ円は小高い。12時時点では185.71円とニューヨーク市場の終値(185.62円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の持ち直しに歩調を合わせ、185円半ばから185.77円まで上昇した。また、豪ドル円が114.51円まで上値を伸ばし、NZドル円も94.87円まで買われた。

 ユーロドルは12時時点では1.1656ドルとニューヨーク市場の終値(1.1651ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。1.1659ドルとわずかに本日レンジの上限を広げたものの、一巡後は1.1650ドルで小幅な上下に留まった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.12円 - 159.40円
ユーロドル:1.1650ドル - 1.1659ドル
ユーロ円:185.47円 - 185.77円


(小針)
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