ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上昇

 28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇。24時時点では159.87円と22時時点(159.57円)と比べて30銭程度のドル高水準だった。ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日、ジャクソンホール会議での講演で「インフレ指標はトレンドが有意に改善したことを示唆していない」「インフレ率が速やかに2%へ向かわないなら、なすべきことがある」「広範な金融環境を引き締め的だと表現するのは難しい」などと述べ、利上げなど金融引き締めに含みを持たせた。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.69%台まで上昇すると全般ドル買いが優勢となり、一時159.94円と7月31日以来の高値を付けた。
 なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.59まで上昇した。

 ユーロドルは下落。24時時点では1.1618ドルと22時時点(1.1649ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ安水準だった。ウォーシュFRB議長が高止まりするインフレに対して懸念を表明すると、米利上げ観測が高まりドル買いが進行。23時30分前に一時1.1595ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は弱含み。24時時点では185.73円と22時時点(185.89円)と比べて16銭程度のユーロ安水準。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出た。23時30分前に一時185.44円と本日安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.30円 - 159.94円
ユーロドル:1.1595ドル - 1.1658ドル
ユーロ円:185.44円 - 185.99円

(中村)
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