ニューヨーク外国為替市場概況・27日 ドル円、4日続伸

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅ながら4日続伸。終値は159.39円と前営業日NY終値(159.31円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。NY勢参入後に全般ドル売りが先行すると一時159.24円付近まで下押ししたものの、明日28日のウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演を控えて、積極的に下値を試す展開にはならなかった。アジア時間に付けた日通し安値159.12円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢となり、3時過ぎには159.46円付近まで持ち直した。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出た。

 ユーロドルはほぼ横ばい。終値は1.1653ドルと前営業日NY終値(1.1651ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。NY勢参入後に全般ドル安が進むと、22時30分前に一時1.1660ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1677ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
 もっとも、28日のウォーシュFRB議長の講演を前に大きな方向感は出なかった。市場では「ジャクソンホール会議で初めて講演するウォーシュFRB議長が足もとの物価高や金利上昇に対する見解を示すかどうかを見極めたいとの思惑から積極的な商いは手控えられた」との声が聞かれた。

 ユーロ円は小反発。終値は185.74円と前営業日NY終値(185.62円)と比べて12銭程度のユーロ高水準。22時30分前に一時185.81円と本日高値を付けたものの、24時前には185.50円付近まで失速した。ただ、引けにかけては185.75円付近まで値を戻している。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日の参考レンジ
ドル円:159.12円 - 159.53円
ユーロドル:1.1637ドル - 1.1660ドル
ユーロ円:185.47円 - 185.81円

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。