1日香港株=軟調か、中東情勢の緊迫化や原油高などを懸念

 1日の香港市場は軟調か。中東情勢の緊迫化や原油相場の上昇、米長期金利の上昇が嫌気されそうだ。米軍が約1カ月ぶりにイランを攻撃し、中東における地政学的緊張が再び高まったことで原油先物価格が大幅に上昇した。原油高に伴うインフレ再燃への懸念に加え、ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の28日の講演を背景に利上げ観測が高まっており、米債券市場では長期金利が一時4.76%と2025年1月以来の高水準を付けた。

 きょうは8月のRatingDog中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。結果によっては相場の波乱要因となる可能性がある。市場コンセンサス予想は51.0、前月実績は50.9。

 8月31日のNY市場でダウ平均は374米ドル安と続落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も続落した。一方、テスラのほか、マイクロン・テクノロジーやクアルコムなど半導体関連の一角が買われた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株ではテンセント(00700)、アリババ集団(09988)、美団(03690)が香港終値を下回った半面、HSBC(00005)が上回って引けた。

(松井)
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