NYマーケットダイジェスト・2日 株反発・金利低下・円高(1)

(2日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.71円(前営業日比▲1.47円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.93円(▲1.75円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1588ドル(▲0.0005ドル)
ダウ工業株30種平均:53061.95ドル(△295.07ドル)
ナスダック総合株価指数:26217.83(△118.06)
10年物米国債利回り:4.78%(▲0.01%)
WTI原油先物10月限:1バレル=91.01ドル(△0.79ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4414.6ドル(△18.2ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
米MBA住宅ローン申請指数
(前週比)    0.8%      ▲1.0%
8月ADP全米雇用報告
        3.8万人    4.6万人・改
7月米製造業新規受注
(前月比)    0.9%    ▲0.2%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は反落。高田創日銀審議委員のタカ派的な発言をきっかけに日銀の利上げペースが速まるとの思惑が高まる中、NY勢が円買い・ドル売りで参入。一目均衡表転換線159.30円付近や8月26日の安値158.88円を下抜けると目先のストップロスを誘発し、一時158.22円まで下げ足を速めた。この日発表の8月ADP全米雇用報告が3.8万人増と予想の4.8万人増を下回ったほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言「インフレは緩やかな低下傾向にあると認識」「金利は適切な水準にある」もドル売りを誘った。なお、市場では「政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっている」との声が聞かれた。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。8月20日の安値158.03円がサポートとして意識されると159.01円付近まで下げ幅を縮める場面があった。

・ユーロドルは小幅続落。予想を下回る米雇用関連指標やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言を受けてユーロ買い・ドル売りが進んだ。ドル円の急落に伴うドル売りも出て、22時30分前に一時1.1609ドルと日通し高値を更新した。ただ、前日の高値1.1625ドルが目先レジスタンスとして働くと上値が重くなった。

・ユーロ円は3日ぶりに反落。22時30分前に一時183.66円まで売り込まれたものの、4時過ぎには184円台前半で下げ渋った。ドル円につれた動きとなった。

・カナダドルは堅調だった。対米ドルでは一時1.3835カナダドル、対ユーロでは1.6029カナダドルまで上昇した。対円では一時113.83円まで値を下げたあと114.80円台まで持ち直した。
 カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.25%に据え置くことを決めたと発表。声明では「インフレの上昇リスクが高まっているほか、米政権によるカナダに対する新たな関税措置で成長見通しの不確実性が増している」「理事会は景気回復の持続性とインフレ見通しを評価し、必要に応じて金融政策を調整する用意がある」と表明した。また、マックレムBOC総裁は会見で「インフレが問題だと感じれば、複数回の利上げが必要になる可能性もある」などと話した。

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。