NYマーケットダイジェスト・3日 株高・金利低下・円高・ドル安
(3日終値)
ドル・円相場:1ドル=155.81円(前営業日比▲2.90円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.14円(▲2.79円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1626ドル(△0.0038ドル)
ダウ工業株30種平均:53686.11ドル(△624.16ドル)
ナスダック総合株価指数:26584.06(△366.23)
10年物米国債利回り:4.77%(▲0.01%)
WTI原油先物10月限:1バレル=91.30ドル(△0.29ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4539.9ドル(△125.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月米貿易収支
886億ドルの赤字 712億ドルの赤字・改
4-6月期米非農業部門労働生産性改定値
(前期比) 1.4% 1.4%
前週分の米新規失業保険申請件数
20.6万件 20.4万件・改
8月米サービス部門PMI改定値
56.5 56.8
8月米総合PMI改定値
56.0 56.0
8月米ISM非製造業指数
55.4 54.1
(各市場の動き)
・ドル円は大幅に続落。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事はこの日、「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」などと発言。米早期利上げ観測が後退し、全般ドル売りが優勢となった。2時前に一時155.30円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を更新した。
日銀の利上げ加速観測に加え、ベッセント米財務長官の発言をきっかけに円安是正への思惑が広がる中、円を買い戻す動きも続いた。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が資産構成を見直すとの観測も円買いを後押しした。市場では「GPIFが8月21日に運用委員会を開催した。夏季休暇シーズンの8月に会合を開くのは極めて異例で、基本ポートフォリオ見直し観測が高まっている」との声が聞かれた。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。7月末からの政府・日銀による為替介入後に付けた8月3日の安値155.23円がサポートとして意識されると155.85円付近まで下げ幅を縮めた。
・ユーロドルは3日ぶりに反発。ウォラーFRB理事の発言を受けて、FRBが早期に利上げするとの観測が後退すると全般ドル売りが進行。2時前に一時1.1641ドルと日通し高値を付けた。
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、9月15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを予想する確率は前日の63%台から50%付近に低下した。
・ユーロ円は大幅続落。日銀の利上げペースが速まるのではないかとの観測を背景に円買いが進んだほか、「GPIFが日本国内の資産への投資を増やすのではないか」との思惑から円買いが入った。24時過ぎには一時180.53円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を更新した。そのあとはドル円と同様に、181.18円付近まで下げ渋った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。ウォラーFRB理事の発言「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」を受けて、米早期利上げ観測が後退した。米長期金利が低下し、主力株に買いが広がった。指数は一時680ドル超上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸した。スペースXやテスラの上昇が目立った。
・米国債券相場で長期ゾーンは小幅続伸。ウォラーFRB理事の発言「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」を受けて米早期利上げ観測が後退し、債券に買いが入った。ただ、8月米ISM非製造業景況指数が予想を上回り、半年ぶりに高い水準を記録したことが分かると徐々に上値が重くなった。
・原油先物相場は小幅に4日続伸。イラン軍がこの日、アラブ首長国連邦(UAE)とクウェートにある米軍基地に報復攻撃を行ったことが報じられた。そうしたなかでイスラエルも、イランからの攻撃に対して反撃する構えを示した。中東情勢の緊張がさらに高まり、時間外取引では一時93ドル台に乗せる場面があった。NY勢の本格参入後は利益確定売りに押されたが、91ドル割れでは下げ止まった。
・金先物相場は大幅に続伸。ウォラーFRB理事が政策金利の据え置きを支持する考えを示し、米金利先高観が後退。米10年債利回りも低下に転じ、金利を生まない金の魅力が相対的に高まった。また、ドルが軟調に推移したこともドル建て金の押し上げ要因となり、一時4550ドルを上回る場面があった。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=155.81円(前営業日比▲2.90円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.14円(▲2.79円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1626ドル(△0.0038ドル)
ダウ工業株30種平均:53686.11ドル(△624.16ドル)
ナスダック総合株価指数:26584.06(△366.23)
10年物米国債利回り:4.77%(▲0.01%)
WTI原油先物10月限:1バレル=91.30ドル(△0.29ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4539.9ドル(△125.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月米貿易収支
886億ドルの赤字 712億ドルの赤字・改
4-6月期米非農業部門労働生産性改定値
(前期比) 1.4% 1.4%
前週分の米新規失業保険申請件数
20.6万件 20.4万件・改
8月米サービス部門PMI改定値
56.5 56.8
8月米総合PMI改定値
56.0 56.0
8月米ISM非製造業指数
55.4 54.1
(各市場の動き)
・ドル円は大幅に続落。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事はこの日、「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」などと発言。米早期利上げ観測が後退し、全般ドル売りが優勢となった。2時前に一時155.30円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を更新した。
日銀の利上げ加速観測に加え、ベッセント米財務長官の発言をきっかけに円安是正への思惑が広がる中、円を買い戻す動きも続いた。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が資産構成を見直すとの観測も円買いを後押しした。市場では「GPIFが8月21日に運用委員会を開催した。夏季休暇シーズンの8月に会合を開くのは極めて異例で、基本ポートフォリオ見直し観測が高まっている」との声が聞かれた。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。7月末からの政府・日銀による為替介入後に付けた8月3日の安値155.23円がサポートとして意識されると155.85円付近まで下げ幅を縮めた。
・ユーロドルは3日ぶりに反発。ウォラーFRB理事の発言を受けて、FRBが早期に利上げするとの観測が後退すると全般ドル売りが進行。2時前に一時1.1641ドルと日通し高値を付けた。
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、9月15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを予想する確率は前日の63%台から50%付近に低下した。
・ユーロ円は大幅続落。日銀の利上げペースが速まるのではないかとの観測を背景に円買いが進んだほか、「GPIFが日本国内の資産への投資を増やすのではないか」との思惑から円買いが入った。24時過ぎには一時180.53円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を更新した。そのあとはドル円と同様に、181.18円付近まで下げ渋った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。ウォラーFRB理事の発言「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」を受けて、米早期利上げ観測が後退した。米長期金利が低下し、主力株に買いが広がった。指数は一時680ドル超上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸した。スペースXやテスラの上昇が目立った。
・米国債券相場で長期ゾーンは小幅続伸。ウォラーFRB理事の発言「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」を受けて米早期利上げ観測が後退し、債券に買いが入った。ただ、8月米ISM非製造業景況指数が予想を上回り、半年ぶりに高い水準を記録したことが分かると徐々に上値が重くなった。
・原油先物相場は小幅に4日続伸。イラン軍がこの日、アラブ首長国連邦(UAE)とクウェートにある米軍基地に報復攻撃を行ったことが報じられた。そうしたなかでイスラエルも、イランからの攻撃に対して反撃する構えを示した。中東情勢の緊張がさらに高まり、時間外取引では一時93ドル台に乗せる場面があった。NY勢の本格参入後は利益確定売りに押されたが、91ドル割れでは下げ止まった。
・金先物相場は大幅に続伸。ウォラーFRB理事が政策金利の据え置きを支持する考えを示し、米金利先高観が後退。米10年債利回りも低下に転じ、金利を生まない金の魅力が相対的に高まった。また、ドルが軟調に推移したこともドル建て金の押し上げ要因となり、一時4550ドルを上回る場面があった。
(中村)