11日香港株=続落か、原油先物相場と米長期金利の上昇を嫌気

 11日の香港市場は、前日の米株安の流れを引き継いで続落か。原油先物相場と米長期金利の上昇が続くなか、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めると予想する。中東情勢が一段と悪化し、原油の供給不足が長引くリスクが警戒されており、10日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が1バレル102米ドル台へ高騰した。

 米長期金利の指標となる米10年債利回りは10日、2023年10月以来の高水準となる4.96%台へ上昇した。原油高を背景にインフレ懸念が強まり、米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げが意識されたもよう。また、8月の米消費者物価指数(CPI)が香港時間きょう夜に発表されるとあって、次第に様子見ムードが広がる展開があり得る。

 10日のNY株式相場は、ダウ平均など主要3指数がそろって4営業日続落となった。金利上昇による業績圧迫が懸念された半導体などのハイテク株を中心に売りが広がった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、金融株のHSBC(00005)、AIAグループ(01299)、中国建設銀行(00939)、ネット株のテンセント(00700)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が香港終値を下回って引けた。
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